清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

組織では 働けないよ 古賀さんは

YOMIURI ONLINE「「改革派官僚」古賀氏辞職へ」(2011年9月16日 読売新聞。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20110916-OYT8T00288.htm) によると、「公務員制度改革の必要性を訴え続ける「改革派官僚」として知られる経済産業省大臣官房付の古賀茂明氏(56)は15日、9月中に辞職する意向を明らかにした」という。
 
読み進めると、「古賀氏によると、同氏が枝野経産相に「仕事を与えられないのならば、退職の手続きをする」との内容の電子メールを14日に出したところ、15日に官房長から「大臣は『辞めてもらってもいい』と言っている」と言い渡されたという」。
 
前に戻って、「急進的な改革を主張した」らしい。しかし、民主党政権には受け入れられなかったようだ。
 
民主党政権の対応を批判することはたやすい。しかし、古賀さんに問題があろう。
 
受け入れられなかったとすれば、古賀さんの対応が悪いのである。説得力がなかったり、その他諸々。
 
仮に古賀さんの改革案のほうが妥当だとしても、国民は民主党政権を選んだのだ。その政権が使わないと言っているのであれば、退職は仕方ないだろう。
 
現在では、政治家や内閣の基盤が弱く、キャリア官僚なら、仕事が与えられなくても簡単にはクビにならない。つまり、キャリア官僚のほうが強いのである。民間なら、労働者の主張に抑制が効きやすいが(労働者の主張を全面的に聞いて潰れたら元も子もないから)、国では抑制が効きにくいように感じる。それを生かしての抵抗劇にしか見えない。
 
ここまで書いても、まだ民主党政権を罵倒したがる輩がいよう。しかし、そういう人は、古賀さん同様、組織で働くことがわかっていないガキなのである。