清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

古賀さんの 行動やっぱり おかしいか

経済産業省の、古賀茂明さんが退職した。

その、古賀さんの辞任について書いたブログ『常夏島日記』「古賀茂明氏の主張する改革が、本人の行動に照らして謎な件」(2011-09-23。 http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20110923/p1) が素晴らしかった。以下、検討する。

「この、古賀茂明って人の主張は、官僚の人事、なかんずく上級官僚の人事は政治主導で決められるべきで、そのため、これらの上級官僚には公務員の身分保障は適用されるべきではないという話だったと記憶しています」→これに関しては、私は未調査。以下は、ブログの記事が正しいとの前提で話を進める。

「彼が、官房付というポジションに居座って、政治家が自分の首をとるなら取ってみろと主張できるのは、公務員の身分保障があるから、なんですよね?」は、まったくその通りで、膝を打っちゃいました。

「この長谷川氏の論説のなかでは、枝野大臣が事務方に自分の処遇を委ねたので辞意を撤回したようなことが書いてあります。でも、自分の処遇を誰にゆだねるかも含めて政治家が決めたこと、であるはずなのに(中略)大臣本人がお前は首だと言われたら従うけど、大臣が事務方にゆだねて事務方がやめてくださいなと言ったらそれは大臣が決めたことではないと。大臣が決めたことには従うってのが年来の主張なのに、大臣が事務方にゆだねると決めることはダメなんだそうです。ダブルスタンダード」も、少々長い引用になってしまったが、正論である。

その他も、古賀さん、ならびにそれに賛成する人の「ご都合主義」を程よく批判しており、面白い記事であった。皆様もご一読を。

古賀さんに仕事がなかったのは、マスメディアが何を言おうと、古賀さん自身が仕事ができなかったり、上司(である政治家)に逆らったりと、古賀さんに原因があるというのが普通の推測のはずである(働いている人なら同意できる考えのはず。使われるような部下にならないとね(と、野村克也さんも語っている))。つまり、古賀さんが悪くないのならば、それなりの理由の提示が必要だろうが、古賀さんに賛成する人で、理由を提示した人を私は知らない。