清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

松本より 平野が問題 ないのかな?

読売新聞2011年10月20日付の編集手帳をまずはご覧ください。URLは、http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20111019-OYT1T01206.htm
 
「◆言葉は文脈のなかで生きている。一語を抜き出して「けしからん」と非難しても意味がない◆野党には“バカ”を問題視する向きもあるようだが、これを失言とみなすのはいささか気の毒だろう。「私の高校の同級生のように、逃げなかったバカなやつがいる」。津波の被害に触れて、平野達男復興相がそう発言したという。じかに聴いたわけではないが、どうして逃げてくれなかったんだ、ばかやろう…という気持ちならば、分かる」という引用部分は、大変結構だと思う。もっとも私は、主にMSN産経ニュースで読んだが(「活字でね 読むとトンデモ 発言だ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52480927.html) から、MSN産経ニュースにアクセス)、何度か読むと怒りが湧くときもあったが。
 
ところで、前任者の松本龍さんは、バッシングの荒らしで辞任した。「お客さん 気分の復興 大臣だ 」( http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52142983.html) 、「お客さん 気分の復興 大臣だ(2) 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52145822.html) もご参照を。
 
「お客さん 気分の復興 大臣だ(2)」で、私はこう書いた。「松本龍さんの発言は、一貫して、地方の意見を尊重する、ということのようである。/態度に一部問題はあったが、辞任するほどのことではなかった、と結論づけてよい」と。
 
見解を変えるつもりはないが、平野さんがセーフなのはいいとして、今でも松本さんがアウトなのは納得がいかない。
 
国に考えを押し付けたわけでもなく、地方の言い分を聞くという姿勢を、ちょっと厳しく言ったから辞任というのを正当化できる理由がないからである。
 
蛇足だが、「オフレコ」(松本龍さんの発言)については、今のところ取材拒否がないのでいいが、オフレコなのにオンレコにするのでは、信頼が損なわれる。難しいが、オンレコにしたほうも問題があろう。
 
中には致命的発言があるので難しいが(「辞めるのは 菅直人より 虎之助」( http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52205928.html) に書いた、片山虎之助さんの「男らしく」は、単純に差別だから、議員辞職すべきである)、辞めさせるために(?)言葉をクローズアップするのは慎重にしたほうがいいかもしれない。政治家は言葉も大事だが、行政も大事だからである。