清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

Kよりも Jのほうがね 温かい?

読売新聞2011年11月3日朝刊13版7面(仙台では)に載っている、「ジャカルタ版AKB」という記事が興味深かったので、取り上げる(以下のカギカッコ内は、「ジャカルタ版AKB」からの引用。
 
「東南アジアで韓国の音楽やファッションなどの『Kブランド』人気が拡大する中、かつて隆盛を誇った日本勢が『Jブランド』の巻き返しに乗り出している」そうだが、その一環として「アイドルグループAKB48のインドネシア版『JKT48』が誕生した」という。ちなみに、「審査したのは、AKB48のプロデューサー秋元康」さんである。
 
繰り返しになるが、東南アジアでは「韓国勢の存在感は際立っている」という。現地の人のコメントを見ると、
 
「『Kポップは子供たちもカッコよく感じている。Jポップは音楽専門テレビでもほとんど見かけない』」(「20歳代の女性講師」)
 
「『友達も韓国のドラマや映画のファッションを参考にしている。日本の歌手? 誰も知らない』」(「ヤンゴンの女子大生(22)」)
 
ここら辺の事情は、当ブログ「韓流ブーム 分析番組 面白い」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52522806.html) もご参照ください。
 
ジャカルタ版AKB」を紹介したのは、次の秋元康さんのコメントを紹介したかったから。
 
「『完成された形のKポップのアイドルに対し、JKTでは歌やダンスが下手でも、光る個性があればチャンスがあることを示したい』」
 
NHKのインタビューでも(「ニュースウォッチ9」。ただし、日にちは忘れた)、秋元さんはAKB48は歌も踊りも下手だが、人気があるといった趣旨の発言をしていた。秋元さんは、「『歌やダンスが下手でも、光る個性があればチャンスがある』」というメッセージを込めてアイドルをプロデュースしているようだ。
 
観る側としては複雑である。ヘタなのをわざわざ金を出して観たくないし(もちろん、AKB48がへたくそだ、という趣旨ではない)、見せるのは失礼だと思うからである。しかし、ある意味、秋元さんのコメントは、温かく感じる。その温かさを、インドネシアの皆さん、ならびに世界中の人に感じてもらえれば、「『Jブランド』」の隆盛が再び訪れるかもしれない。