2011年11月18日10時配信のMSN産経ニュース（上からアクセス）によると、朝鮮学校につき、「補助金が朝鮮総連に流用され、保護者の負担軽減につながらず、資金の徴収が強化されてきた実態」があるという。
「「子供のために授業料を無償化するというなら、どこにカネが消えているのか、まずは実態を直視すべきだ」」
（MSN産経ニュースより）は当然である。
だから、朝鮮学校へ高校授業料実質無償化を適用すべきでない、とはならない。「流用」（MSN産経ニュースより）が悪いのであって、「補助金」などの政策が悪いわけではないからである（補助金ゼロでも問題だ、ということ）。
このような事態に立ち上がれるのは、保護者や通学者だけである。通うのをやめたり、流用をやめさせたりするだけで、実質無償化適用とは何の関係もない。
いい記事なのだが、読者としては、論点の設定を間違えてはいけない。
なお、「朝鮮学校補助金「総連が流用」 元幹部が告発 数千万円単位で度々抜き出す」（2011年11月18日8時17分配信のMSN産経ニュースのタイトル。http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111118/crm11111808200001-n1.htm） もご参照あれ。
