清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

条件を 同じにしろと 言うことだ

「bj、現状では不参加 男子の新リーグ」(2011年12月7日21時54分にMSN産経ニュースが配信。http://sankei.jp.msn.com/sports/news/111207/oth11120721550018-n1.htm ) によると、「男子の日本リーグbjリーグを統合し、企業チームとプロチームが混在する形で2013年に発足させる新リーグ」について、「プロにこだわるbjリーグは現時点では所属するほぼ全チームが参加しないと表明した」という(bjリーグ公式ブログ「新リーグ公募に関して」(20時41分。http://bjleague.livedoor.biz/archives/51808568.html) も参照)。
 
読者の皆さんはご存知だろうが、念のため「bj、現状では不参加 男子の新リーグ」から引用すると、「資金力で勝る日本リーグの企業チームが有利になることを懸念した」ということである。
 
普通は、プロチームというのは営利なのだから。年俸も資金力もプロチームのほうがある、というイメージがある(NPBと社会人野球について、否定する人はいないだろう)。
 
しかし、プロチームは、黒字を出さなければならない。入場料収入などで収入を得、人件費を抑えることもして、利益を出さなければいけない。
 
他方、バスケットボール業界の企業チームをイメージで語ると、黒字を出す必要はなく、費用にして、選手の人件費をふんだんにかければいい、ということになる。それで選手を強化して、オリンピックに出てもらって、会社のイメージアップにつなげればよい、ということである。これは、おそらく、欧米では成り立たない話のはずだが(株主にとってはそんな金があるなら配当に回せよ! となる)、日本の企業や株主は理解があるのか、成り立っているのである。もちろん、チームを持っている企業の経営が悪化すれば、あっさりチームが消滅する(または譲渡される)。
 
日本の場合(印象論)、体育館の席数が少ない。例えば、2011年12月4日の、仙台市青葉体育館での、仙台89ERS vs 島根スサノオマジック戦の観客人数は、1,580人(bjリーグ公式サイト(http://www.bj-league.com/bj/Top.do)から「日程・結果」をクリックし、「12月4日 仙台95-80島根」をクリックしてください)。しかし、観戦した(「ジェリコさん 策を弄する 暇もなし」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52627009.html) ) 私の目見当では、それほどの空席はなかった。つまり、席数が少ないので、利益を上げるには、チケットの値段を高くしなければならない。しかし、そうなると、客が来なくなるかもしれない。というわけで、プロは苦労するのである。費用で割り切り、イメージアップを図る目的の企業チームと根本が違うのである。それでもめているのである。
 
本当は、bjリーグのチームの資金力があり、選手の年俸が高いといいのだろうけど。しかし、費用で割り切れる企業スポーツチーム選手の年俸が妥当かは、個人的には疑問に思っている。世界じゃなくてアジア7位なのに、高年俸ということがあっていいのだろうか? bjの外国人よりうまいのならば、証明してほしいと思うのだが。