清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

刑務所を なくすのありかも しれないな

読売新聞東京本社版2011年12が月18日朝刊15面「本 よみうり堂 著者来店」で紹介されているのは、中島隆信さんの『刑務所の経済学』。
 
未読なので詳細は控え、「著者来店」(以下のカギカッコ内は、「著者来店」からの引用)について語るが、それに載っていた例が興味深かった。
 
「例えば常習犯が300円のパンを万引きして逮捕され、出所して社会に戻るまでに130万円の税金がかかる」という。
 
これは税金の無駄遣いであり、「「生産活動に加わってもらうことが大事」」という説は肯けるものがある。
 
以前、『監獄ビジネス―グローバリズムと産獄複合体』(アンジェラ・デイヴィス岩波書店、2008)で、刑務所廃止論を見た。その時は極論だと思ったが、「著者来店」のように数字を出されると、有力な考えだと思った。もちろん、廃止賛成までは踏み込めないが。