「菅氏の原発視察どなり声ばかり…池田・前副大臣」という。
しかしこの記事、本当ならば、手記を書いた人、読売新聞、共にダメと断定せざるを得ない内容だ。以下、上記記事を引用しつつ論じる。
もちろん、どなり声を奨励はしない。しかし、一般論として、真剣勝負の職場なら、どなり声があるのは当然で、いちいち書くほどのことではない。先ごろ亡くなったスティーブ・ジョブス(一般的には「ジョブズ」(強調)だが、私の聞いた限りの発音とした)だってどなるのだ。
「『内容はよく分からなかった』」って、それを聞くのが部下の仕事だろう。何甘ったれてるんだ? 「『よくわからなかった』」なら訊けよ! YOMIURI ONLINEの記事ではそうした形跡がない。そうだとしたら、組織で働くのには向いてないな。
「『首相がこの時期に現地視察したことを含め、指導者の資質を考えざるを得なかった』」って、選んだのは民主党の議員なんだよ。自分が選んだ結果に責任を取ろうともしないダメ発言である。YOMIURI ONLINEにも問題はあろうが、視察してダメな理由も明らかにしないとダメだな。現在に続く重要事件なのだから、視察が間違っているというのも無理そうだし。
というわけで、紹介した記事は、何の正当性もないクズ文章である。載せた編集者のセンスも疑われる。退社を検討したほうがよい。