2012年1月13日5時配信の日本経済新聞電子版「刑法犯、30年ぶり低水準 11年150万件下回る 警察庁まとめ 殺人は戦後最少を更新」(http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E0E2E1948DE3E0E2E3E0E2E3E09191E3E2E2E2?n_cid=DSGGL001) によると、「2011年の全国の刑法犯の認知件数(暫定値)は前年比6.6%減の148万826件で、30年ぶりに150万件を下回ったことが、13日までの警察庁のまとめで分かった。刑法犯の減少は9年連続」だという。
もちろん、いいことばかりではなく、検挙数・検挙率は悪化しており(「殺人や強盗などの重要犯罪」(日本経済新聞電子版より引用。以下断り書きを省略)はこの限りではない)、「刑法犯は(中略)戦後最少の1973年よりは2割以上多い」。
しかし、殺人は「戦後最少を更新」。強盗、放火、強姦、知能犯、街頭犯罪(「体感治安に影響する」らしい)も減少傾向である。
このような現実を直視し、安易なあおりを慎むべきだろう。