清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

民主党の 政策うまく いってない(3)

2012年2月8日11時34分配信の朝日新聞デジタル「覆面介入、苦肉の策 政府・日銀、昨年11月に4日連続」(http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201202080196.html ) によると、「政府・日本銀行が、昨秋の為替介入で、過去最高の大規模介入だけでなく、介入したかどうかをあえて公表しない「覆面介入」も行っていたことが7日、公表された」という。

「投機家の 利益のための 介入か」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52596300.html) でも書いたが、エコノミストの中には、為替介入に反対のうえ、介入がわかれば、投機家が儲けるということを懸念している人がいる。

この説が正しいかは私には判断できないが、政府・日本銀行財務省の中に、謙虚に学ぶ人はいなかったのだろうか?

それのみならず、朝日新聞デジタルによると、「米国は昨夏以降、単独介入を繰り返す日本に対し、水面下で「中国や、韓国に対して示しがつかない」と怒りをあらわにしてきたという。米国は、中国に「為替介入を緩めて、人民元切り上げを加速させるべきだ」と迫っている」という。

もちろん、アメリカと日本の国益は同じではないが、国際協調の観点、ならびに市場原理の観点からは、介入はしないほうがいいはずである。

前後するが、朝日新聞デジタルによると、「円の対ドル相場は介入直後には一時的に円安に振れるものの、数カ月でもとの水準以上になる値動きを繰り返してきた」とのこと。

経済学的観点、国際協調、理念、実際、どれをとっても、この件(為替介入全般)については、民主党の政策がうまくいっていない、とみていいだろう。