清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

狂ってる 府立高校 橋下流

2012年2月9日 1時54分配信の毎日.jp「教職員処分規定:「卒業式に出られぬ」大阪・不起立で免職」(http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2012/02/09/20120209k0000m040132000c.html ) が興味深い。以下、引用しつつ論じる。

まずはうわさ。「ある府立高校では今月に入って「前もって不起立を宣言したら、卒業式で座席を指定されるらしい」」。これを見ただけでも狂気の沙汰である。普通に席を決めればいいだけ。目立つところに指定すれば、混乱するだけだろう。

「30年以上起立斉唱に反対し、不起立を繰り返してきたある府立高の男性教諭は「露骨な思想弾圧。日の丸・君が代反対よりも、強制によって排外主義が助長されることの方が問題だ」と憤る」は、私と哲学は違うが(私なら黙って規律斉唱するから。式典であまり物事を考えたくないので)、正論である。それのみならず、肝心なことを見失っているとも思う。教諭で一番大事なのは、式典で国歌を斉唱すること、だとしたら、腹を抱えて笑うだけである。

「卒業式で「何で立たへんの?」と生徒に問われるたび、歴史的な経緯や自分の思いを語ってきた。指紋押なつを拒否する外国籍の生徒の苦しみに触れた経験もある」→私自身は身近に経験がないが、教諭の豊かな経験の一端だろう。たかが式典の国歌斉唱で免職にするよりは、経験を活かして教育してもらったほうが、府民のためになると思うのだが。

「『自分を貫けば家族にも迷惑をかける』」にも、陰湿さを感じる。何回も書くが、なくてもどうということのない(私のときにあった記憶がない。あったとしても記憶していない。その程度。なお。ハレルヤは記憶している)国歌斉唱でこれだから。

「公務員だからといって、生き方まで否定していいのか。生徒に多様性を教えている教員が画一的に支配されようとしている」。教員を指導する立場の校長も戸惑いを隠さない」と、良心的な校長先生もいるようで、ほっとする。

何度でも書く。入学式・卒業式のハウ・ツーなど、いろいろあっていいじゃないか。国歌斉唱がなくても、別に死にやしない。このようなことについてあれこれ押し付けるのが混乱の原因なのだから、行政が妥協すべきである。