清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

売国奴 その名は小川 敏夫だよ

「日本が アムネスティに ほめられた」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52915199.html )で、「小川敏夫の名前はあえて挙げない。任期中なのと、死刑をにおわせる言動がうかがわれるからである」と書いたが…。

2012年3月29日11時28分配信のMSN産経ニュース「「死刑は国民から支持されている」 小川法相が会見で強調」(上からアクセス)に、小川敏夫法務大臣のコメントが載っている。本エントリーではそれを検討する。

まず、「『私は職責を果たすべきと考え、死刑を執行した』」(以下のカギカッコ内も、断りのない限りMSN産経ニュースの記事からの引用)と言っているが、「『職責』」を勘違いしてしまった。国会議員でもあるのだから、死刑廃止または執行停止の法案を出すのが「『職責』」だったんだけど。否決されたら、多忙を理由として執行しなければよい。人が新たに死ぬわけじゃないんだから、悪くはない。

「落ち着いた様子」かぁ。まるで殺人者だな。こんな凶悪犯のニュースはよく聞くな。

「小川氏は『犯罪に対してどのような刑罰で臨むかは、国民が決めること』と前置きした上で、内閣府の調査でも多くの国民が死刑を支持していることに言及。さらに、『国民の声を反映する裁判員裁判でも死刑が支持されていることを重要な要素とした』と述べた」って、言っちゃったよ、日本人は首を絞めて殺すのを是とする残虐民族だって。なお、私は、以前は、このような意見はありうると思っていたが、死刑は人権問題なので、「『国民が決めること』」と単純にはならない(反政府の表現活動を禁止する法律が多数の賛成を得た場合を想起)。

せっかく、アムネスティの発表があると報道されたのに(「日本が アムネスティに ほめられた」参照)、1週間もたたないうちに、日本国は人の首を絞め殺す残虐国家ですだとか、日本人は人の首を絞め殺すことを認める残虐民族ですだとかアピールしなくてもいいじゃないか! この点で、エントリーの通り、小川敏夫法務大臣は、「売国奴」(エントリー)と認定して差し支えない。もっとも、刑事訴訟法第475条、第476条に基づいて執行しただけでかわいそうな面もあるが、採るべき手段を間違えたのだから、文句は言えまい。

*文中敬称略の部分あり。