MSN産経ニュース「父親、捜査打ち切り求める JR
池袋駅・立教大生殺害事件」(2012年4月16日8時3分。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120416/crm12041608040001-n1.htm )によると、「JR
池袋駅(東京都豊島区)で1996年4月、立教大4年」生「が男に殴られて殺害された事件で、父親(中略)は16日、捜査
終結を求める要望書を
警察庁に提出する」という。
読み進めると、理由は「「過去にさかのぼって法律が適用されるのは原則に反する」」とのこと。
被害者遺族の方の心中は察するに余りある。ただ、この理由は、正論で、敬意を表したい。
法律の効力は、遡及しないのが原則だからである。そうでなければ、法的安定性などないだろう。
子供が殺されても、冷静に正論を主張したことに、重ねて敬意を表したい。