毎日.jp「中韓ＦＴＡ:交渉開始合意 日本に強い逆風」（毎日新聞 2012年05月03日 11時19分。http://mainichi.jp/select/news/20120503k0000e020152000c.html ）によると、「中国と韓国は２日、互いの関税の撤廃、削減を進める自由貿易協定（ＦＴＡ）の締結交渉を始めることで合意した」という。
記事を読み進めると、「日中韓３カ国でのＦＴＡ交渉を目指していた日本にとっては強い逆風になりそうだ」という。
さらに読み進めると、「中国は日本が交渉入りを目指している環太平洋パートナーシップ協定（ＴＰＰ）に対して、米国主導との警戒感が強い（中略）中国は、韓国とのＦＴＡ交渉入りをテコに日本をけん制する狙いもありそうだ」とのこと。
なら最初から日中韓３か国で交渉しちゃえばよかったじゃん。つまり、TPP参加より優先させるべきだったんじゃないの?
統計局HP「33 相手国別輸出入額」（平成２２年のデータ。2012年5月3日アクセス。http://www.stat.go.jp/data/nihon/g3315.htm ）を見れば、中国+韓国の方が、貿易面ではアメリカより重要だろう。この点からは、TPPの交渉入りを目指したのが悪い手になっているように思われる。
