清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

歴史がね 変わらなかった ファイナルだ

2011-2012シーズンの、「ECC presents bjリーグ ファイナルズ」は、2012年5月19日、20日に行われ、bjリーグチャンピオンは、琉球ゴールデンキングスに決まった。琉球ゴールデンキングスの関係者の皆さん、ブースター<ファン>の皆さん、おめでとうございます。

私は、例年通り、BSフジで、3試合観た(1試合はbjtv(http://www.basketballjapantv.com/) でテキストで見たが、BSフジで2012年5月20日23時から放送されるので、詳細はそちらで)。

まずは、2012年5月19日14時10分からの、イースタン・カンファレンス・ファイナル、浜松東三河フェニックス vs 横浜ビー・コルセアーズ

1st ハーフ(第1クォーター、第2クォーター)は横浜の一方的展開。浜松流のアウトサイド攻撃は決まらず、25-38で折り返し。しかし、2nd ハーフ(第3クォーター、第4クォーター)は、逆に浜松の一方的展開(証拠に、2nd ハーフは、浜松62-40横浜)。オールコートプレス+ジャメイン・ディクソン選手の個人技でじりじり追いつき、最大15点差を逆転。他に、大口真洋選手のスティールあり、ジーノ・ポマーレ選手の好調あり(仙台89RESにいたから書いているわけではなく、実際)で、最終的に87-78で勝利。浜松vs横浜戦は、映像で見たことがないが、横浜はオールコートプレス対策をやっていたのだろうか? 8秒バイオレーション3回というのはめったに見ない(浜松1回、計4回も同じ)。あと、ジャスティン・バーレル選手が注目選手だそうだが(bjリーグ公式ブログ「2012年03月27日18:53 カテゴリ横浜ビー・コルセアーズTV中継・メディア登場情報 Web「ENJOY SPORT!」で横浜・バーレル選手」(http://bjleague.livedoor.biz/archives/51831652.html )、 The Japan Times「Burrell powers B-Corsairs into Final Four」(Saturday, May 12, 2012. http://www.japantimes.co.jp/text/sk20120512b1.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+japantimes+%28The+Japan+Times%3A+All+Stories%29 )参照)、フリースローが入らない、感情をあらわにしているシーンありと、メンタル面ではまだまだのようだった。

次は、18時10分からの、ウェスタン・カンファレンス・ファイナル、琉球ゴールデンキングス vs 京都ハンナリーズ

この対決は個人的に最注目だった。今シーズンの対戦成績が京都の3勝1敗であることと、琉球桶谷大ヘッドコーチと京都・浜口炎ヘッドコーチは、bjリーグができて最も進歩した2人だと思うことからである(トップでの選手経験がないと、ヘッドコーチになるのが容易ではない印象があるので。もっとも、JBLレバンガ北海道のヘッドコーチだった(北海道新聞「ロイブルHC退任へ レバンガ 来季の契約交渉が決裂」(05/09 07:45。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/levanga/370841.html )参照)トーステン・ロイブルさんもトップでの経験がないそうだが)。

要所要所で、デイビッド・パルマ―選手の3ポイントシュートが入った印象がある。京都は固くなり、1st ハーフはたったの26点(琉球は36点)。第4クォーターの8分17秒頃で、琉球の第4クォーターのチームファールが4つでピンチだと思ったが、差は詰まらず、79-74で勝利。

3位決定戦は、BSフジで2012年5月20日23時からやるので飛ばすとして。

bjリーグチャンピオンが決まるファイナルは、2012年5月20日17時10分から。

最初は浜松が連続4得点。並里成(ナミザトナリト)選手が第1クォーター残り7分11秒の時点で早くもファール2つ。ただ、昨日3ポイントゼロの小菅直人選手が今日は好調。ただ、岡田慎吾選手のスティールから、ダンクでブザービーター。浜松24-20琉球で終了。

第2クォーター。昨シーズンは、琉球がリバウンドを拾えなかったクォーター(「波乱がね まったく起らぬ ファイナル4」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/51994705.html )参照)。今シーズンは、ディフェンス、リバウンド、ともにいい印象。BSフジの実況によると、浜松は、第2クォーターで、6つのターンオーバーだとか。今シーズンは浜松が躓いたクォーターとなった(浜松30-琉球40)。ただ、昨日のプレスディフェンスの素晴らしさを覚えているので、まだまだ何が起こるかわからないとも思った。

第3クォーター。このクォーターで、浜松が追い上げ、クォーターエンドで浜松54-57琉球で、射程圏内に。見ていた感じでは、浜松のディフェンスが素晴らしく、3連覇かな、と思ったが…

しかし、第4クォーター、浜松が引き離す、というシーンは、なかった。並里成選手と、アンソニー・マックヘンリーの個人技を中心として、琉球がうまく打開。最後はファールゲームもあり、琉球が89-73と浜松に勝利。

インタビューで、沖縄テレビの三好ジェームズアナウンサー(インタビューアーだった)が、歴史を変えた、という趣旨の発言をしていた。おっしゃる通りではある。一度優勝したチームが王座奪還したのは、たしかに初めて。ただ、ケチをつけるつもりはないが、最高勝率チーム以外の優勝が今回もなかったという点では、歴史は変わらなかったとも言える(「順当なら 琉球浜松 どちらかだ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/52993943.html )参照)。ともあれ、琉球ゴールデンキングスの感動的な復活劇であった。

なお、琉球の桶谷ヘッドコーチには、往復航空券が、MVPのマクヘンリー選手には、トロフィーと賞金100万円が、選手にはチャンピオンリングが贈られたという。観客は、実況によると、9,402人(旗があったのでそんなに入っている印象がなかったが)。