清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

資料がない だからないはね 飛躍だよ

朝、読売新聞を読んでいたら、「『河野談話』で誤解広がる 裏付け資料見つからず」(読売新聞東京本社版2012年8月22日朝刊13版4面。ウェブでは、「慰安婦問題、誤解広げたのは宮沢内閣の河野談話」(2012年8月21日22時26分 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120821-OYT1T01135.htm )という記事が目に入った。

慰安婦問題、誤解広げたのは宮沢内閣の河野談話」では、「強制連行の裏付けとなる資料は見つからなかった」から、強制連行はない、としたいようだ。

しかし、それは、飛躍だろう。「慰安婦問題、誤解広げたのは宮沢内閣の河野談話」を読み進めると、「談話作成にかかわった石原信雄元官房副長官は後に「強制連行を立証する資料はなく、慰安婦の証言をもとに総合判断として強制があったということになった」と証言した」とある。石原信雄さんにどれだけの能力があるか、また、政府にどれだけの能力があるかは知らないが、人間が「証言をもとに総合判断として強制があった」と判断したことは尊重しなければならないんじゃないか? 

政府の資料がないから即無罪放免というのは、裁判の世界は通用しないし、私が門外漢である歴史学の世界でも通用しないと思う。つまり、紙の資料がないからといって、証言が証拠にならないというのはおかしいのだ。

いわゆる従軍慰安婦の問題になると、悪いことをやっても隠してしまえば勝ち、みたいな主張がまかり通る。見聞して不愉快である。

なお、このエントリーでは、従軍慰安婦や強制連行についての事実判断はしない。日本側の主張のおかしさを指摘したまでである。

*(従軍)慰安婦問題について、取っ掛かりとなると思われるサイトを挙げてみる(内容の真偽不問)


 




*なお、gooカテゴリー検索「従軍慰安婦」は、清高調べで0件だったので、URLは示しません。

**2012年8月26日追記
以下のブログは、いわゆる河野談話を理解する手がかりになるかもしれませんので(とくに、「法華狼の日記」の「2007年の安倍内閣は「証拠はなかった」と主張したのではなく、政府が集めた文書資料に直接的な記述がなかったと改めて主張しただけだ。(中略)しかし、さすがに強制性があったという調査結果そのものは安倍内閣でも否定できなかった。」という記述は、私の記憶と合致している(だから正しい、というわけではないが))、URLを挙げておきます(敬称略)。

hokke-ookami・著「法華狼の日記 橋下徹大阪市長はデマを根拠に従軍慰安婦問題へ言及していたことが確定」(2012年8月24日)(http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20120824/1345826092 )

Apeman・著「Apes! Not Monkeys! はてな別館 「河野談話」について知っておくべきたった六つのこと(三分で読めるよ!)」(2012年8月25日。http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20120825 )

***2012年8月28日追記。

MSN産経ニュース河野談話見直し論に反発 慰安婦問題で韓国紙」(2012年8月28日14時27分。http://sankei.jp.msn.com/world/news/120828/kor12082814270004-n1.htm )によると、「戦時中の従軍慰安婦問題で旧日本軍の強制性を認めた1993年の河野洋平官房長官談話について、野田佳彦首相が強制連行を示す文書はないと発言したことに、28日付の韓国各紙は一斉に反発(中略)野田首相は27日、河野談話に関し「強制連行したとの記述を文書で確認できず日本側の証言もないが、いわゆる従軍慰安婦の聞き取りを含めて談話ができた背景がある」と説明した上で、談話を踏襲する姿勢を示した」という。

韓国側の誤解もあるのかもしれないが、誤解を生じさせた野田佳彦内閣総理大臣が悪い。「文書はない」=証拠がない、とはならないから。もし文書を破棄したら無罪になるのだろうか?