清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

日本紙の 対韓非難 よりマシか

2012年8月25日 19時20分に配信されたMSN産経ニュースの見出しは、「「天皇制は保守化あおる時限爆弾」 韓国紙の対日非難エスカレート」(上からアクセス)。

MSN産経ニュースによると、「韓国メディアの対日非難は竹島領有権の主張に対するものから昭和天皇の戦争責任論にまでエスカレートしており、竹島の領有権主張や天皇陛下への非礼に対する抗議を強力に打ち出した日本に対し、一歩も引けない韓国側の現状を露呈している」んだって。

しかし、「李大統領の謝罪要求問題については当初、韓国でも大統領を批判する論調もあった」(MSN産経ニュースより)という。これについては未確認なのでMSN産経ニュースが正しいとしても、「野田佳彦首相の記者会見での発言や(中略)衆院の決議」に対して「批判」する論調を、私は日本のメディアで見たことがない(ので、ある方はぜひコメントしてください)。

もちろん、李明博大韓民国大統領が竹島・独島に上陸したのが事の発端だが、だからといって日本側の対応が全て正しいわけでもないだろう。

また、日本のマスメディアで報道されているレベルでも、昭和天皇の責任論など、それなりに理解できる発言もあるのに、理解を示した報道を、私は見たことがない(あるならコメント欄でご指摘を)。「「天皇の問題となると理性をなくし、判断力を失い行動した第2次世界大戦以前の日本の姿が再現されている」」、「「天皇に対する発言は一言も聞き捨てならないという日本政府の態度も同様だ」」という朝鮮日報の主張は(MSN産経ニュースが引用した限りでは)、正論だと思う。

「日韓関係が「最悪」の状態に陥った」(MSN産経ニュースより)というのが本当ならば、日本政府、マスメディア、ともに反省すべきところがあるのではなかろうか。例えば、政府や天皇家であれば、韓国へ天皇が訪問しなかったことなど(ただ、現時点では沸騰しすぎており、天皇の安全を考慮すれば行けないが)。マスメディアであれば、韓国の主張を全否定しないこと。