意味のない 条例提案 不要だよ

47NEWS「生活保護費でパチンコだめ　兵庫・小野市が独自条例提案へ」（2013年2月22日 13時11分。http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013022201001451.html）

によると、「兵庫県小野市が、生活保護費や児童扶養手当を、パチンコなどで生活が維持できなくなるまで浪費することを禁止する条例案を２７日から始まる市議会に提案する方針である」という。

 

読み進めると、「市民が不正受給や浪費を見つけた場合、速やかな情報提供を求めている。不正は警察官ＯＢが調査し、改善を目指すという。罰則はないが、改善されなければ最終的には支給を止める」とのこと。

 

ギャンブル依存症の疑いがある人が病院に行く場合に医療扶助を出す、のではなくて?

 

全然意味のない条例である。義務付けは難しいが、ケースワーカーさんと相談して、ギャンブル依存症かどうか診てもらうかが先だろう。

 

それにしても、「市民が不正受給や浪費を見つけた場合、速やかな情報提供を求めている」って、密告を勧めちゃってるよ。北朝鮮みたい、とイメージで言っても駄目だし、日本人だから、以下のように言おう。すなわち、江戸時代の五人組(

五人組(ごにんぐみ)とは - コトバンク

）みたい、と。

 

というわけで、意味のない、キモい条例など、提案の必要はないね。