清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

受け皿が ないから厳罰 おかしいよ(2)

 

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

 

の続き。
 
今回の転載元は、産経新聞の天敵(?)、朝日新聞デジタル
 
朝日新聞デジタル「求刑超え一審判決破棄 発達障害殺人罪被告を減刑」(2013年2月26日14時58分。上からアクセス)
によると、「大阪市平野区の自宅で姉(当時46)を刺殺したとして、殺人罪に問われた」被告人「の控訴審判決が26日、大阪高裁であった。松尾昭一(しょういち)裁判長は、発達障害を理由に検察側の求刑(懲役16年)を上回る懲役20年とした一審・大阪地裁の裁判員裁判の判決を破棄。「犯行の動機に障害が大きく影響しており、責任を軽くする事情ととらえるべきだ」として、懲役14年を言い渡した」という。
 
何年かは量刑の相場もあるので単純に妥当かどうかは言えない。しかし、一般論として、障害があれば、責任能力はそれだけ減じるはずなので(刑法第39条参照)、当然の判決だろう。
 
裁判員制度市民感覚を反映させるものだとしても、不合理ならば改めるのはアリだし、被告人に有利になったので、決して悪い判決ではない。殺されたお姉さんのことを考えるとやりきれないとは思うが。