つい最近、2013年3月11日、3月12日、18時から放送された、NHK-BS1「BS世界のドキュメンタリー イスラエル 秘められた核開発」(2001年、イスラエルの作品)を、録画で見た。
イスラエルは、周りに敵対している
アラブ諸国から守るために、核開発をしたという話。ただ、あからさまにしたと言っているわけではなく、あいまいにしているということを、
第二次中東戦争など、当時の世界情勢とともにまとめたものである。
核開発の詳細は、ご覧になった方にはわかるだろうし、本エントリーと関係ないので書かないが、印象に残ったのは、
イスラエルの核開発の動機が、周辺の
アラブ諸国から自国を守るためだったということである。
第二次世界大戦後、日本やドイツは、
アメリカと防衛協定を結んだが、戦敗国でもない
イスラエルとは結ばなかった。それで、核開発をしないと自国を守れないと判断し、開発をしたそうだ。
日本のように
アメリカと防衛協定を結べば核開発の必要はないが、そうでない限り、国を存続させるために、
核兵器を開発するのは、特別なことではないようである。
日本、
イスラエル、
北朝鮮、など、小国が存続するには、なにか強いものにすがらなければいけないのは、万国共通のようだ。