清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ニッポンの 15年遅れ? K-POP

2013年3月28日21時25分から、NHKBS1で放送された、「アジア・ミュージック・ネットワーク」(http://www.nhk.or.jp/asiamusic/

)を観た。
 
タイ、台湾、韓国、そして、インドのポップス事情を、25分でまとめた番組である。
 
最近、私はポップスには疎く、ましてやポップスといえば、J-POPと洋楽ぐらいしかジャンルがないと思っていた(K-POPブームまでは、韓国のポップスは存在すら知らなかった(失礼))ので、アジアのポップスに接することができたこの番組は、新鮮だった。
 
大してメモも取らず、日にちも経っているので、若干忘れた部分もあるが、番組を振り返ってみる。
 
その「忘れた部分」は、申し訳ないが、タイのポップス。台湾については、一青窈さんがMCだったから、というわけでもなく、フランプールhttp://www.flumpool.jp/
)というバンドの台湾デビューを、中国語で果たしたプチドキュメンタリーがあったので、台湾を一番熱心に取り上げた印象。
 
飛ばしてインド。映画音楽に力を入れているようで、映画は忘れても、映画音楽は忘れないのだとか。番組では、1作だけ出演者が歌っている映画があり、それを主に取り上げていた。ダンスがなかなか良かった。
 
戻って韓国。最近のK-POP事情としては、電子音楽のダンスミュージックにみんな飽きて、リズムアンドブルースだとか、ヒップホップだとかを取り入れた音楽が人気だという。
 
これを聞いた私は思った。1990年代中盤から後半にかけて、小室哲哉さんがプロデュースするダンスミュージック(だけではないが)が出すほどに大ヒット。小室サウンドが嫌いな人もいたが(私ではない)、1998年に宇多田ヒカルさんがデビューして、1st Singleの「Automatic」が記録的大ヒット。J-POPの流れが変わった潮目と記憶している(いわゆる小室系が最後にレコード大賞を取ったのは、1998年、globe「wanna Be A Dreammaker」。ウィキペディア日本レコード大賞」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E5%A4%A7%E8%B3%9E
)参照)。現在のK-POPは、日本の約15年遅れの状況のように見えた。もっとも、遅れている=音楽としてダメ、とはならないし、音楽の流れは伏線なので、あくまで1つの流れの話だが。
 
韓国以外のポップスが聞けて新鮮であり、韓国のポップスから日本を考えられるいい番組であった。