北朝鮮も 原発稼働 してるみたい

北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）が、原子炉の再稼働を表明したという。本エントリーでは、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の「日本リアルタイム　北朝鮮、原子炉再稼働表明―識者の見方」（2013年4月3日13時7分。http://realtime.wsj.com/japan/2013/04/03/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%80%81%E5%8E%9F%E5%AD%90%E7%82%89%E5%86%8D%E7%A8%BC%E5%83%8D%E8%A1%A8%E6%98%8E%E2%80%95%E8%AD%98%E8%80%85%E3%81%AE%E8%A6%8B%E6%96%B9/

）を取り上げる。

 

「北朝鮮が2007年以降停止していた原子炉を再稼働することによってもたらされる最大のリスクは、それが核兵器開発につながる可能性があるということよりも、老朽化した発電所で事故が発生しかねない点だ、と日本のアナリストらは指摘する」んだって。

 

読み進めると、「静岡県立大学の伊豆見元・教授は（中略）「日本が脱原発を決めても、中国、韓国、北朝鮮はもっと原発の依存度を高めようとしている。事故が起こったら、それは当然日本に大きなインパクトを与える」と話す」とある。

 

実際そうかは分からないが、注意すべき話である。

 

まぁ、他の国と仲良くやって、原子力発電に強い国に支援してもらえよ、が最善だけど、アメリカ等を挑発するのでは、望み薄である。

 

ただ、その挑発の一因は、国の生き残りかもしれないので（

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

 参照）、ある意味切ないところもある。

 

日本の原子力政策も、いざとなれば核兵器を製造できるというアピールと思われているフシもあるので、なかなか原子力発電廃止、というわけにもいかないと思っている。

 

そういう意味では、「小国が　生きてくための　知恵だった」で書いたように、大国が近い国の防衛って大変だな、というのは、北朝鮮も日本も同じである。もちろん、北朝鮮の挑発や人権侵害（国内、拉致）を許す趣旨ではないのは言うまでもない。