清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

憲法議論 細野さんだけ 勝利だな

MSN産経ニュース「細野「維新は憲法否定」vs橋下「学者議論だ」 憲法改正めぐりさや当て」(2013年4月6日11時23分。http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130406/stt13040611240003-n1.htm

)、朝日新聞デジタル「橋下氏と細野氏が大激論 憲法96条改正めぐり」(2013年4月6日20時8分。http://www.asahi.com/politics/update/0406/TKY201304060218.html
)にあるように、昨日の「ウェークアッププラス」で、橋下徹日本維新の会共同代表と、細野豪志民主党幹事長が、憲法改正等で議論をした(「ウェークアッププラス」HP内では、http://www.ytv.co.jp/wakeup/news/n11081392_main.html
)。
 
MSN産経ニュースによると、①「細野氏は、憲法の大幅改正を掲げた維新の綱領を「現行憲法の人権、民主主義、平和主義を真っ向から否定するように読める」と批判。橋下氏はこの指摘を「学者論議だ」と切り捨て」たという。「日本維新の会 綱領」は、http://j-ishin.jp/about/
から見られる。それによると、「日本維新の会は、我が国の歴史と文化に誇りを抱き、良き伝統を保守しながら」とあるのに、「日本を孤立と軽蔑の対象に貶め、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法を大幅に改正し、国家、民族を真の自立に導き、国家を蘇生させる」とある。もちろん、「日本維新の会は、「法の支配」、「自由主義」、「民主主義」等の価値を共有する諸国と連帯し世界の平和に貢献し」とはあるが、「「法の支配」、「自由主義」、「民主主義」等の価値」は、日本国憲法という「占領憲法」にも書いてあることなんだけど(「「法の支配」」につき憲法第98条、「「自由主義」」につき憲法第3章、「「民主主義」」につき憲法第43条。芦部信喜憲法』(岩波書店)をご参照あれ)。だから、この部分は、細野さんの勝ちである。
 
MSN産経ニュースによると、②「細野氏は「前向きに議論して方向性を出す」などと明言を避け続け、橋下氏は「民主党は絶対に言い切らない。国民の皆さんはここを見ていただきたい」と語気を強めた」という。しかし、憲法改正が絶対と決まったわけではなく、ここも細野さんの勝ちである。
 
朝日新聞デジタルで補足すると、「細野氏は維新が憲法96条改正に意欲を示していることに「レストランのメニューの中身は分からないが、とりあえず入って下さいという話だ」と批判。橋下氏は「レストランがないところで、一生懸命メニューばかり議論しているのが民主党だ」と反論した」という。しかし、憲法改正条項がないわけではなく、第96条があり、「「レストランがない」」という橋下さんの言うような事実はない(改正しようと思えば現行規定でも可能であり、改正されていないのはそれだけの賛成者が集められないから)。一方、まず第96条だといえば、細野さんの説は成り立ちうるので、ここも、細野さんの勝ち。
 
というわけで、橋下徹日本維新の会共同代表は、3戦全敗となったのでした。一応弁護士なんだけどね。
 
高市早苗さんも登場したが、憲法が制限規範でもあることをわかっておらず、論外(憲法学だけでなく、世界史からも、制限規範を否定するのは難しい)。
 
というわけで、日本維新の会自由民主党といった改憲勢力は、ただの馬鹿丸出しで、惨敗となり、大笑いとなったのでした。