清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

日本棋院と 関西棋院は まだ対立?

読売新聞東京本社版2013年5月24日朝刊12版26面の「盤側」欄が面白かったので、取り上げる。

 
それによると、「井山裕太棋聖の六冠祝賀会には、井山棋聖を五冠に後退させた結城聡十段も出席。日本棋院常務理事の後藤俊午(しゅんご。清高補足。日本棋院HPもご参照。http://www.nihonkiin.or.jp/player/htm/ki000147.htm
)九段は、「七冠への激励会のはずだった。結城十段には、もう一歩深い読みを披露してほしかった」と、ユーモアを交えたあいさつ」をしたという。
 
おそらくその場にいたと思われる記者が書いたのだから本当なのだろうが、活字にしてみると結構きつい発言である。
 
井山棋聖、後藤九段は、日本棋院関西総本部所属。結城十段は関西棋院所属。
 
結城十段が所属する関西棋院は、日本棋院から独立した組織である(ウィキペディア関西棋院」参照。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E6%A3%8B%E9%99%A2
)。
 
私は囲碁はからっきしダメで、将棋の方に興味があるが、その将棋は、日本将棋連盟と、日本女子プロ将棋協会都の対立が激しいことは、将棋ファンならご存知だろう。
 
日本棋院関西棋院がどんな関係かはわからないが、後藤九段のコメントを活字で見てしまうと(実際がそうだとは言っていない)、ライバル関係を窺ってしまう。
 
まぁ、勝負事だから、そちら(ライバル関係)の方が面白いけど。井山棋聖が七冠になるか、結城十段がタイトルを増やすのか、他の棋士が奮起するのか、日本の囲碁界からは、しばらく目が離せなさそう。そしてその活気が、国際棋戦における日本の地位向上につながれば、もっと盛り上がりそうだ。