清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

人権を 守るべき人 差別する

YOMIURI ONLINE「「中国人うそつき」法務局支局長、人権研修で」(2013年6月21日9時21分。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130621-OYT1T00137.htm

)によると、「広島法務局東広島支局長(58)が、広島県大崎上島町で開かれた人権問題の研修会で外国人を差別する発言をしていたことがわかった」という(同趣旨、47NEWS「法務支局長「中国人はうそつき」 広島・大崎上島町で講演」(2013年6月21日11時38分。http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062101001486.html
))。
 
YOMIURI ONLINEによると、「『フィリピン人はちゃらんぽらん』」とも言ったという。
 
法務局といえば、「人権擁護事務」も仕事の管轄である(法務局HP「業務のご案内」(2013年6月21日アクセス。http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/goannai_index.html
)参照)。「人権擁護事務」をクリックすると、「外国人のための人権相談所」(同日アクセス。http://houmukyoku.moj.go.jp/homu/static/goannai_index_jinken.html#jinken
)なんてのもある。
 
支局とはいえ、そんな仕事をしているトップが、平然と外国人に対する差別発言をする神経が解せない。
 
この支局長、懲戒免職にはたぶんならないと予想するが、懲戒免職ぐらいしないと、他国に対して示しがつかないと思う(もちろん、他国に対して示しがつくことより、他の事例と併せて考慮しなければならないので、懲戒免職にならないと根拠もなく予想するのである)。
 
国際連合拷問禁止委員会において、「日本の警察制度の問題点について」、「特に他の先進国に例を見ない長期の拘束と、連日の取り調べを伴う留置場制度に対しては、廃止も含め検討するよう求められるなど、日本側は多数の改善要求を突きつけられている」ことに関連して「シャラップ」と叫んだ人権人道担当大使の件といい(このパラグラフのカギ括弧内はJ-CASTニュース「「シャラップ!」国連委で日本代表大暴言 人権問題追及にブチギレた「お粗末やりとり」」(2013年6月10日19時39分。http://www.j-cast.com/2013/06/10176956.html?p=all
)、日本の役人のお粗末な行動が、たまたまなのかもしれないけど、続いた。役人こそ人権感覚を身につけてほしいものだ。