清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

悪者でも 殺されるのは いけないが

転載元の朝日新聞デジタル「広島・長崎の式典「独善的でうんざり」 イスラエル高官」(2013年8月16日11時5分。http://www.asahi.com/international/update/0816/TKY201308160033.html

)によると、「広島と長崎で行われた平和式典について、イスラエル政府高官が自らのフェイスブックに「独善的な式典にはうんざりだ。広島と長崎(の原爆)は日本の侵略行為の報いだ」と書き込ん」だという。なお「現在停職処分になっている」とのこと。
 
一般論としてどんな悪者でも(もちろん日本国や原爆被害者が悪者だとは言ってない)無残に殺されたり後遺症が残ったりしていいわけがない。イスラエル政府高官の書き込みは、削除されているらしいが、論外である。
 
ただ、広島や長崎の平和式典が独善でいいわけでもない(過去や現在の式典が独善だと評価する趣旨ではない)。人類が原子爆弾核兵器などの、後遺症が残るような致命的な武器を使わないような式典のあり方を探求すべきなのかもしれない、とも思った。
 
ところで転載元の朝日新聞デジタルには、イスラエルの高官が「「日本は帝国主義や大量虐殺の犠牲になった中国人や韓国人、フィリピン人などを追悼すべきだ」とも書いた」という。安倍晋三・現内閣総理大臣は「「私たち日本人は、唯一の、戦争被爆国民であります」」(

 

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

 参照)と言ってみたり、「全国戦没者追悼式の式辞でアジア諸国への加害責任を明言せず、例年の式辞にある「不戦の誓い」も文言に含めなかった」(琉球新報2013年8月17日社説「加害明言せず 過去の過ちを直視せよ」(こちらからお探しを。http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-11.html?utm_source=header_shasetsu&utm_medium=web&utm_campaign=header_shasetsu

)から引用)りしたことからは、イスラエル高官のコメントも理解できてしまう。
 
他国の人にも理解してもらえる式典の探求と、政治家が示す謙虚な反省が必要なのかもしれない。もちろん、イスラエル高官の書き込みは論外で、厳しい批判は当然だけど。