転載元の朝日新聞デジタルの記事に従うと「国の安全保障の秘密情報を漏らした公務員や民間人に厳罰を科す特定秘密保護法が6日深夜の参院本会議で、自民、公明両与党の賛成多数により可決、成立した」(「特定秘密保護法が成立 「知る権利」損なわれるおそれ」(2013年12月7日0時53分。以下①。http://www.asahi.com/articles/TKY201312060265.html
))という。
同じ朝日新聞デジタル「特定秘密保護法案、強行採決で衆院委通過 維新は退席」(2013年11月26日11時41分。以下②。http://www.asahi.com/articles/TKY201311260090.html
2012年に行われた、第46回衆議院議員総選挙について、当ブログ「少数派に 多数の議席を 与えたよ」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/53576361.html
)を見ると、自由民主党+公明党+みんなの党の得票率は、小選挙区で、43.01(%。以下略)+1.49+4.71=49.21、比例代表選では27.62+11.83+8.72=48.17 である。選挙後の所属変更もあるので断言してはいけないが、あえて断言すると、2012年衆院選の得票率と照らし合わせると、過半数の支持がないまま成立した。
ちなみに、2013年に行われた第23回参議院議員通常選挙の得票率も、自由民主党+公明党(みんなの党は「退席に転じ」たという(①))で過半数に届かないことは「過半数 支持がなくても 過半数」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/54077288.html
)でご確認あれ。
得票的にはまさに強行かつゴリ押し、少数与党の暴走である。報道されているようなデモがあっても何も不思議はない(微妙だが、多数派を無視している面があるから)。
なお、本エントリーでは、特定秘密保護法の実体についての検討はしてないので、あしからず。