清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

共同と 櫻井どっちが 嘘つきか?→結果はね 共同通信 「嘘つき」に

①47NEWS「米大使館、NHK会長発言も理由 インタビュー取材に難色」(2014年2月17日18時46分。http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021701002401.html

)によると、「米大使館がNHKのキャロライン・ケネディ駐日米大使インタビュー取材申し込みに対し、経営委員の作家百田尚樹氏の発言を理由に難色を示した問題で、大使館側が籾井勝人会長の従軍慰安婦などをめぐる発言も問題視し、取材を受けない理由として挙げていたことが17日、複数の関係者の話で分かった」という。それ以前に(とあえて書くが)、①’47NEWS「米大使館、NHK取材に難色 百田氏の発言理由に」(2014年2月14日21時45分。http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021401002679.html 
)という記事もある(以上は、2014年2月25日に、47NEWSのサイト内で「ケネディ NHK 取材」でand検索した結果を参照した。http://47news.search.popin.cc/index.html?q=%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%20NHK%20%E5%8F%96%E6%9D%90&start=10&sort=desc&ch=&path=http%3A%2F%2Fwww.47news.jp%2F
)。
 
ところが、この記事を真っ向から否定する記事が、『週刊ダイヤモンド2014年3月1日号に載っていた。
 
②『週刊ダイヤモンド』2014年3月1日号p150櫻井よしこ・著「新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 第1024回 ケネディ駐日米大使はNHK取材を拒否していなかった!」によると、共同通信が2月17日に配信した(櫻井がインターネットの47NEWSを読んだかは不明だが、本エントリーの①と内容が同じなので、①としてよい)「キャロライン・ケネディ駐日米大使がNHKのインタビュー取材を断ったというニュース」「に関して、ケネディ大使自身が明確に否定していたことが、信頼すべき関係者への取材で判明した」という。
 
これもかぎかっこ内は②からの引用だが、「信頼すべき関係者」いわく「NHKを断ったのかとの(櫻井の。清高補足)問いに対し、ケネディ大使は『そのようなことはない。自分は読売新聞と朝日新聞の取材にすでに応じている。次はテレビであり、それは“クローズアップ現代”だと考えている。断ったことはない』と明確に語った」という。
 
なお、これも②からの引用だが櫻井によると、「昨年一一月一五日のケネディ大使着任直後にNHKはインタビューを申し込み、米大使館側は『クローズアップ現代』での放送を要請した」ことを櫻井「の取材でも確認された」とのこと。
 
これはどう考えたらいいのか?どちらかが嘘を付いているのか(①を嘘と櫻井は断じ、「百田氏らの排除」のために「NHK内部」の誰かが「偽りの情報源」として①の記事のようなことを言ったと推測している。カギカッコ内は②からの引用)、それとも途中で説を変えたのか(共同通信(47NEWS)も櫻井も本当で、①ではまずいと判断したアメリカ側が②のように説を変えた)?
 
ただ、①「複数の関係者」も、②「信頼すべき関係者」も、どちらも曖昧で、イマイチ信用できない。また「放送を要請」(②)があるのかもわからない。
 
キャロライン・ケネディ駐日米大使はTwitterをやっているようだから(https://twitter.com/CarolineKennedy )、聞いてみようかなぁ?もっとも、共同通信記者や櫻井より信用がない私の質問なんかスルーなんだろうけど。
 
*文中敬称略
 
(追記-2014年3月5日記)
この問題、結論が出ました。NHK ONLINE「クローズアップ現代」放送予定 No.3473 (http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/#3473 )
によると、タイトルは「日米関係はどこへ ~ケネディ駐日大使に聞く~」とのこと。つまり、結果的には、①が誤報で、櫻井よしこ(追記も文中敬称略。以下も同じ)の勝ちである。ただ、私としては、①を誤報と断言する証拠を持っていない(ので「結果的」と書いた)。櫻井であれ、共同通信であれ、今後の展開が待たれるところである。