テレビ朝日で2018年7月1日に放送された(後述「テレメンタリー」の過去の放送は、テレビ朝日HPより。http://www.tv-asahi.co.jp/telementary/backnumber/
岩国市は、空母艦載機などを受け入れる見返りとして、防衛相予算がつぎ込まれ、給食費無料や公園の整備がなされ、住民の福利厚生が向上している。
かつては反対運動があったが、その「見返り」として、岩国市役所新潮社建設の補助金35億円を凍結された。
このように、「テレメンタリー」によると、岩国市民にとって米軍基地等はメリットがあり、日米親善デーも盛り上がっていた(ただし、反対ビラを配る人もいた。そして、米軍基地に入る際にそれを捨てるように言われている映像を見た)。
沖縄の基地について報じられているのと結構違っている。おそらくは、沖縄を占領したやり方がまずかったのだろうな、と思ったのだが、「テレメンタリー」は30分番組だからか(日本テレビ系列「NNNドキュメント」は、30分と1時間のバージョンがある)、ツッコミが足りなかった。山口朝日放送では無理、は侮辱だが、沖縄の基地反対運動の人にも話を聞いて、対比させればもっと面白い作品になったと思った。
米軍基地の賛否は読者諸賢がそれぞれ持てばいいが、その地域の賛否も頭に入れたほうがいいな、と思わせる内容だった。しかし、前述したとおり、ちょっと浅い内容だったのが残念だった(2018年7月20日に修正)。