今日、feedlyというRSSリーダー（今時?でも流れてしまうツイッターより便利で使えるよ）で、三浦瑠麗（るり）さんのツイートが読み込まれていた（https://twitter.com/lullymiura/status/1076148469193093120
）。それについての感想が面白かった。
スリーパーセールの話ではなく、以下の2つのツイートである。
「自民党からおこづかいもらってなおかつフェイクニュース垂れ流してる方が何をおっしゃいますか」（M.a、J.mさんのツイート。。https://twitter.com/tokun_rweansaa/status/1076855690180743168
）。
「あ 自民党からお小遣いがでてるひとがいる」（ノブヒロさんのツイート。https://twitter.com/moriai8/status/1076775981535264768
）。
おそらく、LITERAに載っている、「田崎史郎だけでなく三浦瑠麗らにも自民党本部から金が！ 2017年度の政治資金収支報告に支出記載」（2018年12月1日。https://lite-ra.com/2018/12/post-4402.html
）のことなのだろうが、筆者は真相を知らない。しかし、自由民主党ヨイショの学者だと思われていることはたしかである。
その三浦さん、今日の読売新聞12版21面「思潮 論壇誌 12月」に登場。『Voice』という雑誌（2019年1月号）で、千葉雅也さんと対談したという。小林佑基記者によると、そこでもとんちんかんなことを言った模様（小林記者は肯定的に評価しているようだが、以下検討する三浦さんの見解を肯定的に評価するのは難しいはず）。
「三浦氏も、嗜好を疎む風潮は『社会は性愛について語ることをやめよ』という言説に加担しているのに等しいとする」とあるが、誰かそう言ったのだろうか?そもそもはLGBTには生産性（子供を作ることというのが杉田水脈さんの定義であることについて、「杉田水脈（みお）でも やらかし『新潮 45』」（https://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/56726073.html
）をご一読）がないという発言が問題だということじゃなかったっけ?筆者のする限り、「嗜好を疎む風潮」は、ない。
「両氏（千葉さんと三浦さん。筆者注）は、リベラル系知識人が、自分たちのアジェンダ（議題）に結び付けるためにLGBT問題を利用していると喝破した」って、まさに小林記者の記事の末尾の「都合の良い他者像を己の中でつくり、相手に当てはめるのは楽だ。だが、それがもたらす苦しみや悪影響に、もっと自覚的であるべきだろう」という言葉が当てはまる。そもそも「リベラル系」が誰で（また、「リベラル系」だから批判したのか?）、「アジェンダ」が何で、LGBT問題をどう利用しているのかがわからないからである。杉田さんが自由民主党議員なのだから現政権批判につながっても仕方ないんじゃないの?
読売新聞がなぜこんな読む気もしない（筆者だけでないことを信じたい）論文を紹介したのか、また、千葉さんや三浦さんがなぜ読売新聞に引用されたように理解される対談をしたかもわからないが、おそらく、自由民主党が非難されると自分たちが非難されていると飛躍しちゃっているんだろうな。だから批判する人を勝手に「リベラル」にして「政治利用」したと言わないと精神が保てないんだろうな。
