清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

拝金主義は批判たりうるか

拝金―金銭を無上のものとして崇拝すること。金銭を甚だしく大切にすること。「―思想」(『広辞苑』第4版)

ライブドア村上ファンドM&Aコンサルティングなどの会社グループ)の批判によく「拝金主義」という言葉が使われるが、本当に拝金主義という言葉を使ってよいものだろうか。

そもそも、現代社会において、事業を営んだり、企業に出資するのは、お金を儲けることも動機のひとつではないだろうか。拝金主義がいけないのならば、寄付以外にお金を使ってはいけないとでも言うのだろうか。

また、拝金主義という言葉ではライブドア村上ファンドを語りつくせていないのではないか。ライブドアについて言えば、.屮蹈哀機璽咼垢里茲Δ防照修里いぅ機璽咼垢發△襦淵屮蹈阿遼椶鬘敢?匹鵑世、ライブドアのブログを使って説明しているものが3冊あった。もっとも、私はライブドアのサイトよりYAHOO!のほうが好きなので(マイページの表示のレヴェルが違う(とりわけテレビ、天気予報))、ここのブログ使っているが)、■稗坿愀犬硫饉劼事業を拡大するためにはある意味総合デパートみたいにならなければならない〈アマゾンは本だけ売っているわけではないし、楽天にもブログがある〉、という理由で、村上ファンドで言えば、ヽ主の配当を多くするという主張は株主の立場からすれば至極当然である、業界再編に現に役立っている〈阪急と阪神経営統合。これが利用者にとって役立っているかは時間がたたなければわからないが、少なくとも阪急にとっては役立っている〉、という理由で、拝金主義の批判は不十分だと思う。

さらに、ライブドア村上ファンドが悪いとされるのは粉飾決算インサイダー取引など、証券取引法に違反した疑いがあるからなのであって、普通の日本企業がやらなかったことをやったからでもなければ、企業倫理の問題でもない(もっとも、違法スレスレの行為はリスクがあるので大概の企業はやらないだろうが)。

批判をするのは大いに結構なことだが、的外れな批判をしても何の意味もない。もっとも、この記事が的外れになる日が来るかもしれない。