清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

症候群 よりも大事な ことがある

週刊新潮2009年3月12日号の広告が、読売新聞2009年3月5日朝刊6面(仙台では)に載っている。その中に、面白い見出しが。

それは、「国歌斉唱「不起立教師」への診断「君が代症候群」って何?」。

これは、おそらく、精神科医の野田正彰さんが診断したのだろうと思うが(『させられる教育―思考途絶する教師たち 』(岩波書店)参照。なお、この本では「君が代神経症」と言及されている)、おそらく、このような診断を大多数の精神科医は認めないだろう(つまり、このような病気はないと思う、ということ)。

ただ、圧力により病気になることが全くありえないとまでは、精神医学に素人の私には断言できない。

そんなことより症候群よりも大事なことは、先生に圧力をかけてまで君が代を教育現場に必要以上に(たとえば、式典(もちろん、音楽等で教えるなとは言えない)。こんなの、それぞれの学校で勝手に決めればいい話で、学習指導要領で決める事柄ではない)導入するのが妥当か、ということである。このことからすれば、症候群が認められるか否かなど、些細なことである。