本田より天皇制が問題だ.
kiyotaka-since1974.hatenablog.com
の続き。
"SNS投稿への「差別的」批判、「曲解」と説明 東大教授がXに書面".朝日新聞デジタル.2026-09-05.
,(参照2026-09-06).によると、
東京大学大学院教育学研究科の本田由紀教授は5日、皇室関連の記事などを引用し「遺伝的要因のおそろしさを感じる」などと自身のX(旧ツイッター)で1日に投稿したことについて、投稿の意図を説明した
という。
それが以下のポストである。
X(旧ツイッター)への投稿に関する解説 1/2 pic.twitter.com/q2bPe5MSU5
— 本田由紀 (@hahaguma) 2026年9月5日
X(旧ツイッター)への投稿に関する解説 2/2 pic.twitter.com/lWHn7pakRd
— 本田由紀 (@hahaguma) 2026年9月5日
連投の1ページ目は各自で読んでもらうとして*1、2ページ目を検討する。
「遺伝子要因のおそろしさ」という言葉は、自らと遺伝子を共有する血縁者を優遇しようとする麻生太郎氏の行為の問題点を指しています。
とのことだが、「7月の皇室典範改正に併せて改正された皇室経済法に基づき、皇族費の増額分も盛る。独立生計を営む女性皇族と男性皇族の皇族費を同額にする改正に伴い、三笠宮家当主の彬子さまの皇族費は1067万5000円から2135万円となる」*2話だから、本田の意図は筋違いである。
「露出の増加が逆効果になるかもしれない」という部分は、三笠宮彬子女王やその妹の瑤子女王がマスメディア等に登場するたびに、上記の麻生太郎氏のふるまいの問題点が想起され、視聴者は反発を抱くであろうことを意味していました。
という。この部分は筆者は一読ではわからなかったので、そういうものなのだろう。
「遺伝的要因」という言葉に反応している非難もあるようです。しかし、改正皇室典範に加えられた条文「皇族男子であったものが嫡男系嫡出の子孫である現に皇族でない年齢十五年以上の男子であつて[原文ママ]、配偶者及び子がないものに限り、養子とすることができる。」は、明確に血筋に基づく規定です。投稿における「遺伝子要因のおそろしさ」とは、権力者の血縁者であるからこそ公的な取り扱いにおいて優遇・贔屓とみられかねない処遇を慎むべきであるという規範が蹂躙されていないかという危惧を述べているものです。
については、本田の「解説」が穏当である。そもそもは天皇制や王政の問題なのにそこに踏み込まなかったのだから。
朝日新聞デジタルのコメントプラス、無料で見られる範囲ではどちらも本田に批判的であるが、識者のわりには本質を捉えようとせず、本田への攻撃を仕掛けようとしており、醜いものである。
ともあれ、問題は、本田のポストではなく、天皇制ならびに王政一般がもつ差別の問題である。
*1:筆者としてとくに注目すべき点がないから。
*2:"宮内庁、三笠宮彬子さまの皇族費倍増2135万円 皇室典範改正で男性皇族と同額に 概算要求全体では減額".東京新聞.2026-08-31.
https://www.tokyo-np.co.jp/article/512426 ,(参照2026-09-06).より引用。