清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

右翼では 世界に通用 難しい?

 まずはスポニチアネックス「長渕剛、北海道ツアーで熱弁「この土地を外国人に売らないでほしい」観客たちは涙、涙…」(2022年10月1日17時42分)の記事のリンクを貼る。

www.sponichi.co.jp

 

 スポニチアネックスの記事によると、

(前略)ファンに「この土地*1を外国人に売らないでほしい」と、思いを伝える場面があった。

(中略)
「この北海道という街は、その昔、開拓民たちが一生懸命に開拓した街だ。お願いだから、この自然に満ち満ちたこの土地を、外国人に売らないでほしい」とメッセージを送る場面も。(以下略)

とのこと。

 

 スポニチアネックスの記事で案内されているYouTubeの動画は、Tsuyoshi Nagabuchi「【Tsuyoshi Nagabuchi with THE BAND - REBORN Concert Tour 2022】札幌文化芸術劇場 hitaru Report」(2022年9月27日)である。

www.youtube.com

その動画の1分15秒あたりからご覧ください。筆者は長渕剛さんの声が好きなので最初から聴くけど。

 

 そして、筆者が視聴した限りでは、(当然だが)スポニチアネックスの記事のように言っていた。

 

 これは、長渕さん、謝罪が必要かもしれない。というのは、以前、北海道日本ハムファイターズが、ポスターで同様の表現を用いて謝罪させられたからである。筆者の手元にある『最新差別語不快語』(小林健司・著、辛淑玉・企画、にんげん出版、2016)によると、

事例8*22015年11月、プロ野球北海道日本ハムファイターズが、新千歳空港に「北海道は、開拓者の大地だ」とバナー広告を掲げる。北海道アイヌ協会から「アイヌ民族に対する配慮が足りず遺憾だ」との抗議を受け、撤去。

                                                                                 -『最新差別語不快語』pp.193-194

 

 日本の歴史において、アイヌ民族の土地を支配するようになった過程は、公益財団法人アイヌ民族文化財団「歴史」を見ればわかるであろうから、そのリンクを貼る。

https://www.ff-ainu.or.jp/web/learn/culture/together/details/post_14.html

長渕さんの、それも北海道のファンであれば、アイヌ民族もいるだろうに、それを考慮せず「開拓者」と表現すれば非難やむなしだろう。

 

 加えて気になるのは、「『外国人に売らないでほしい』」(スポニチアネックスの記事より)のところ。一応公共の福祉による制限を受けるが、マクリーン事件最高裁判決にある「基本的人権の保障は、権利の性質上日本国民のみをその対象としていると解されるものを除き、我が国に在留する外国人に対しても等しく及ぶ」(昭和53年10月4日最高裁大法廷判決。『有斐閣判例六法』令和3年版p.17より引用)ことを前提とすれば、「『外国人に売らないでほしい』」は成立しない。なお、村上年範さんの『不動産会社では教えてくれない 海外不動産のホントのトコロ』「その国の不動産は買えない!知らないと損する外国人不動産投資規制」(2020年1月31日。最終更新2022年9月30日。

https://credi-tech.co.jp/article/overseas/2239/ )によると、「実は日本も外国人投資規制はありません」とのことで、「外国人不動産投資規制がない国は先進国に多」く、「外国人投資規制のない国の代表がアメリカやカナダ」とのこと。村上さんの情報が事実かは各自で調べられたし。ただ、筆者は日本において外国人が土地を売買できないということを聞いたことがないことを付け加える。

 

 ついで扱いで恐縮だが、ネットサーフィンをしていると、以下のツイートを見つけた。トムスプリング💉💉💉💉(I ∃xist)(@magicalsammy)さんの2022年10月2日15時18分*3のツイートである。

 当ブログで「旭日旗」で検索した結果は

https://kiyotaka-since1974.hatenablog.com/search?q=%E6%97%AD%E6%97%A5%E6%97%97 であり、読んでいただきたいが、排外主義的な政治的宣伝として使われたことがあることが理解できるだろう。

 

 筆者は椎名林檎さんは苦手であるが、その中で唯一と言ってもいいほど聴けたのが、NHKの2014年のサッカーテーマソングである、「NIPPON」である。歌詞はUta-Netから。

https://www.uta-net.com/song/165315/

YouTubeに動画がアップされているので(椎名林檎)、そのリンクを貼る。

www.youtube.com

 

  お、日章旗だ。まぁ日本国の国旗なんだけど(国旗及び国歌に関する法律第1条第1項)、2014年当時では「右翼ではないか」と騒がれた曲である*4。今冷静なつもりで歌詞を読んだ限りでは右翼的ではないと思うが、NHKサッカーワールドカップ中継などに使われる曲だったとはいえ右翼的に見せることに躊躇はなさそうである。

 

 筆者の批判に関わらず、普通の人は何らかの考えを持っており、それが右翼的だろうが左翼的だろうが自由ではある。しかし、印象論ながら、トップアーティストが右翼的と思われると、俗にいう、世界に通用する状態になるのは難しいとも思ってしまった。筆者はNHKBSプレミアムで放送されている「BBCプロムス」を毎年観ているが、イギリス万歳みたいな内容が必ず盛り込まれており、複雑な思いもするからである。

 

 ともあれ、長渕さんの発言は問題だが、右翼的というか、愛国的な表現を筆者は何ら否定しないので、アーティストの皆さんにはいい楽曲を作ってほしいものである。

*1:北海道のこと。

*2:原文は白抜き文字。

*3:当ブログでは24時間表記にしてある。

*4:女子SPA!椎名林檎NHKサッカーテーマ曲、その“右翼ごっこ”より問題なこと」(石黒隆之。2014年6月11日。

https://joshi-spa.jp/102361

)、ならびにAERAdot.「椎名林檎“右翼的”応援歌はNHKのオーダーだった!」(2014年6月25日16時。

https://dot.asahi.com/wa/2014062400109.html?page=1

参照。

最近は Cherry Bullet マイブーム

 タイトル通りの記事であるが、メモ代わりに(?)。

 

 当ブログでは、筆者の趣味であるK-POP(鑑賞)に関する記事をいくつかアップしているが*1、本エントリーではCherry Bulletを取り上げる。

 

 最近のK-POP(鑑賞)のマイブームはCherry Bulletである。

 

 経緯は忘れたが*2、以下の2曲に感銘を受けた。

 

①'Love So Sweet'

www.youtube.com

 

②'Love In Space'

www.youtube.com

 

 J-POPで言う、いわゆる「サビ」の部分がのびやかでクセになるのである。そしてその部分*3を担当しているのが、メインボーカルのボラさんとヘユンさんのようである。ウィキペディア「Cherry Bullet」をご一読。

ja.wikipedia.org

 

 最近のK-POPの、いわゆるアイドルグループには、日本人がメンバーにいる場合が多い。また、そういうグループで売れているグループもある。Cherry Bulletにも日本人メンバーがいることについてはウィキペディアを読んでもらうとして、個人的印象として、日本人メンバーがいて売れているアイドルグループに比べて存在感が薄いように思う。しかし、メインボーカルの2人が魅力的な歌唱をするので、一聴を勧めるとともに、今後の活躍を期待する。

 

 なお、どちらの歌詞も日本語の訳がついているので、意味は各自でチェックしてください。

*1:

https://kiyotaka-since1974.hatenablog.com/archive/category/K-POP から。

*2:Mカウントダウンなのか、Spotifyなのか、インターネットラジオなのか。

*3:「のびやかでクセになる」部分。

引用と いうことだったのだろうか(つくづく嫌でも チェック続ける 辛坊治郎を(2))

 辛坊治郎さんについて面白い記事を見つけたので紹介する。それは、スポニチアネックス「辛坊治郎氏 テレ朝『モーニングショー』に物申す『こらっバード!』」(2022年9月26日16時51分)である。

www.sponichi.co.jp

 記事によると、

 今月13日の「ズーム」*1内で、安倍晋三元首相の国葬の案内状が届かなかったことを明かし、「ちょっと悔しい。なんで無視しやがって。安倍さんの死を悼む思いは人後に落ちないつもりなのに、なんで俺のところに招待状を持って来ないんだよ!」と腹を立てていたことがネットニュースに。約2週間前のニュースが国葬を控えたこの日、「羽鳥慎一モーニングショー」で取り上げられた。

 辛坊氏は発言がネットニュースになること自体は「しょうがない」としているものの、テレビ番組でのやり方には納得いかないという。「だいたいテレ朝ってさ、態度悪すぎだよね?この一連の問題で、私の知る限り関西の2つの放送局が似たような形で取り上げたんですが、事前に『こういう形でやりますからね』と連絡がきたんですよ。別に止めてくれと言うつもりもないし、事前に相談されたら“どうぞどうぞ”なのに」と明かし、「(テレ朝は)何にもコメントも取らず、アクセスもせず、真意も聞かず…このテレ朝のモーニングショーって一体、どういう番組の作り方をしているんだろう?我々の業界の倫理水準をとんでもなく下回っていますよ、この放送局」と指摘した。

 

 もちろん、報道機関が裏を取るべきということを否定はしない。

 

 しかし、辛坊さんのこの発言だと、表現の自由に対する重大な制約にもなるのだ。

 

 引用というのは、誰の許可もいらないのである*2。許可が要るとなると、記事にある辛坊さんにその気がないのはわかるが、自由に論評することができなくなるからである。

 

 報道とそうでない場合の基準は難しいが、いちいち言わなくていいから自由に論評できるということを辛坊さんは理解すべきだろう。

*1:ニッポン放送辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」のこと。

*2:もちろん然るべき形式で。先ほどスポニチアネックスの記事を引用したが、全文を載せることはできない。

和解した 日本企業も あるみたい(日韓関係 ぶっ壊したぜ by安倍晋三(2))

 まずは、当ブログで「徴用工」で検索した結果のアドレスを示す。

https://kiyotaka-since1974.hatenablog.com/search?q=%E5%BE%B4%E7%94%A8%E5%B7%A5

 

 そのうえで、最近読んだウェブ記事の中で、いわゆる徴用工問題について興味深いものを紹介する。

 

 それは、ハンギョレ「『強制動員、日本企業は被害者と和解し、日本政府は阻止してはならない』」(2022年9月14日10時19分(11時56分修正))である。

japan.hani.co.kr

 

  いわゆる2015年日韓合意*1のとらえ方は間違っているが、いわゆる徴用工問題に関しては妥当なので、是非一読されたし。

 

 上記ハンギョレの記事で、筆者が読んでおいた方がいいと思ったところを、以下において引用する。

「(前略)韓国の被害者から訴訟を起こされた日本企業のうち3社は和解を選択した」

-実際、1997年(旧新日鉄)、1999年(日本鋼管)、2000年(不二越)、日本企業と韓国の強制動員被害者の間で慰労金を支給する和解が3回実現した。どうやって可能だったのか。

「いくつかの要因があった。被害者たちは日本の裁判所で敗訴したが、企業が犯した不法行為は認められた。例えば裁判所は、不二越(現在強制執行手続きが進行中)に対して『学校に通える』などの言葉で10代少女たちをだまして強制連行したと判断した。これを根拠に被害者と支援団体などが企業に責任をとるよう求めた。企業に社会的な厳しい目が注がれた。1995年の『村山談話』や1998年の日韓パートナーシップ共同宣言(金大中-小渕宣言)などから分かるように、当時は日本政府が侵略戦争や植民地支配に対して反省し、謝罪を表明した時期でもある。このような社会的雰囲気により、企業も“安心して”和解することができたのだと思う。 当時、日本政府は請求権協定に違反するからやめろとは言わなかった。2012年には新日鉄株主総会でも、経営陣は強制動員被害者裁判と関連して『法を守るべきだ。判決が下されれば従わなければならない』と述べた。ところが、いざ韓国最高裁の判決が下されると、1965年の協定で請求権は最終的に解決されているというふうに言葉を変えた」

(写真略)

-日本の態度が変わった理由は何か。

安倍晋三元首相の影響が大きいと思う。安倍元首相は歴史修正主義の立場に立って、村山談話、日韓パートナーシップ宣言を実質的に反古にしようとした。7年8カ月にわたる長期政権が成立し、その間、日本社会の空気が大きく変わった。(以下略)」

-日本政府が呼応せず、韓国でも解決策づくりが難航すれば、結局「現金化」と結論が出る可能性が高い。

「現金化が強行された場合、いずれにせよその責任は韓国最高裁の判決を履行しなかった日本企業と、これを妨害した日本政府にある。(中略)1990年代~2000年に3つの和解事例があっただけに、日本企業と被害者が直接会って対話し、解決法を模索するのも良い方法だ。当時は企業の自主的な判断が認められた。日本政府に対し、かつては容認されたのになぜ今では請求権協定を掲げてだめだと言うのか、理由を追及する予定だ」

 

 すでに和解に至った事例が3件あったとは知らなかった。そしてそれをぶっ壊したのを安倍晋三・元内閣総理大臣と認識している。筆者のブログにおいて、「日韓関係 ぶっ壊したぜ by安倍晋三

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

をアップしたが、その証拠がますます増えているようだ。

 

 2022年9月27日は、安倍晋三国葬儀(国葬)であった。しかし、民間人同士の和解をぶっ壊し、日韓関係を悪化させた安倍晋三に弔意を示すのは、最近K-POPにはまり、朝鮮史の本まで読んだ筆者にはできないことである。

 

*1:外務省HP「日韓両外相共同記者発表」(平成27年(2015年)12月28日。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page4_001664.html )。なお、この合意に関して国連機関から4度勧告を受けていること(すなわち、批判的である)ことにつき、ウィキペディア慰安婦問題日韓合意」を参照。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E5%95%8F%E9%A1%8C%E6%97%A5%E9%9F%93%E5%90%88%E6%84%8F

自民党で 嫌われてたの? 安倍晋三

 2022年9月27日、安倍晋三国葬儀(国葬)が無事執り行われた模様。

 

 ところで、今回国葬儀(国葬*1になったことについて、岸田文雄内閣総理大臣は、4つの理由を示しているという。①BUSINESS INSIDER「岸田首相“国葬”で『丁寧な説明』は…。野党から基準、法的根拠への疑問相次ぐ【閉会中審査・詳報】」(吉川慧。2022年9月8日11時45分)がよくまとまっているので、引用してみる。

www.businessinsider.jp

 

 岸田首相は安倍元首相が憲政史上初最長の首相在任者だったこと、震災復興や経済再生に尽力したこと、日米同盟を基軸とした戦略的外交を主導したこと、諸外国で議会の追悼決議や服喪のほか日本国民へも弔意が示されたことから、「葬儀を国の儀式として実施することで、海外からの敬意・弔意に礼節を持って答える必要もあると思う」と国葬を決定した理由を話しました。(①)

 

岸田首相は安倍元首相の国葬理由について、

・民主主義の根幹たる国政選挙を6回にわたり勝利したこと
・憲政史上最長の首相在任、東日本大震災からの復興や日本経済の再生に尽力したこと
・日米関係を基軸とした戦略的な外交を主導し、平和秩序に貢献したこと
・諸外国における議会の追悼決議や服喪の決定や、公共施設のライトアップを始め、各国で国全体を巻き込んでの敬意・弔意が示されていること
を理由に挙げた。また、暴力には屈しない国としての姿勢を示すものだとした。(①)

 

 これらの理由の妥当性は脇に置くとして、意外と自由民主党の中で安倍晋三が嫌われていたのではないか、と勝手な理由をこしらえてしまった。

 

 もしそういうことがないならば、自由民主党がお金を出して葬儀をすればよかったのに。Yahoo!ニュースオリジナル『THE PAGE』「【図解】国葬国民葬・合同葬の違い」

https://news.yahoo.co.jp/articles/aa1480fa4574405794d7037eb5b892c1ea801946/images/000 によれば、佐藤栄作中曽根康弘自由民主党が関わっている。(ほぼも含め)現役で亡くなった大平正芳小渕恵三もそうである。東京新聞国葬『なぜ安倍氏だけ?』首相答えず 閉会中審査『各国への礼節』『総合的に勘案』に終始」(2022年9月9日6時。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/200949 )参照。

 

 このように、筆者の勝手読みであれ、あらぬ疑いがかけられるならば、全額国庫負担の国葬儀(国葬)ではなく、内閣・自由民主党の合同葬くらいにしておけば現在よりわだかまりがなかったと思うのだけれと。

*1:厳密に国葬儀=国葬、かは判断できないが、本エントリーでは同じ意味として用いている。

菅野田が 亡くなった時 注目だ

 2022年9月27日は、安倍晋三・元内閣総理大臣国葬だか国葬儀だか*1。まずは安倍晋三のご冥福をお祈りいたします。

 

 宮城県はどういう対応か。2つニュースを紹介する。

 

NHK NEWS WEB「安倍元首相の国葬にあわせ 県内各地で半旗掲揚 弔意示す」(2022年9月27日16時40分)

www3.nhk.or.jp

 

Yahoo!ニュース(khb東日本放送配信)「安倍元総理の国葬 宮城県ほとんどの自治体で半旗掲揚 県民からは様々な声」(2022年9月27日16時53分)*2

news.yahoo.co.jp

 

 宮城県は、弔意を表している。その理由で注目したのは以下のところである。

 

 東日本震災で被災した市町村のなかで、犠牲者が最も多い石巻市では、復興政策に力を入れた安倍元総理大臣に感謝し、弔意を示したいとして、市役所のほか、総合支所など11の庁舎で半旗を掲げました。(①)

 

このうち2013年に、安倍元総理大臣が震災後初めて気仙沼市を訪れた際に、漁業関連施設を案内をした気仙沼漁業協同組合の佐藤亮輔 元組合長(81)は、自分たちの話に真摯に耳を傾けてくれたという姿を覚えているといいます。
(中略)
佐藤さんは「当時、大変な時に安倍元総理大臣が気仙沼に来てくれたことで、私たちは励まされました。当時、多くの人が気仙沼に力を貸してくれたのも、安倍さんの呼びかけがあったからだと思います。あらためて被災地のために大きな仕事をしてくれたと思います。ありがたく思います。」と話していました。(①)

 

 khbの取材では、県内35の市町村のうち半旗を掲げたのは大衡村美里町を除く33の市と町で、理由としては「東日本大震災の復興に尽力したため」などしています。(②)

 

 すなわち、東日本大震災の復興の尽力したので弔意を示したということに注目した。

 

 それはいいのだが、もし菅直人さんや、野田佳彦さんが亡くなった場合にどういう対応になるかが注目される。

 

 国葬がなくても今回のように弔意を示すのか、国葬の有無に関わらず弔意を示さないのか。

 

 後者であれば、菅さんや野田さんが安倍より対応していないゆえなのか、東日本大震災当時の政権だから弔意を示さないということになるのか(このような対応であれば大変失礼である)。

 

 筆者は普通の人間であるから、菅直人さん、ならびに野田佳彦さんの長寿を祈るが、その一方で、宮城県自治体がどういう対応を取るのかを今から注目してしまう。

 

 安倍の復興への思いは事実であろう。しかし、当時政権中枢で対応していた人には弔意を示せないということがあれば、宮城県やその自治体は恥ずかしい対応だと認定していいと個人的に思う。もし弔意を示せないのであれば相応の理由がないとだめだ。

*1:国葬儀」が正しいらしい。

*2:なお、khb東日本放送YouTubeチャンネル「安倍元総理の国葬 宮城県ほとんどの自治体で半旗 県民からは様々な声」(2022年9月27日。

https://www.youtube.com/watch?v=iFYYKKu6wXo

)にも動画がある。

読まない人の レビューが正しい 場合あり?

 Amazonレビューは、買った人が書いたとは限らないから内容がお粗末なものが多いとされるが、そうとは限らないという話。

 

 きっかけは、kinchanさんの、『いち在日朝鮮人kinchanのかなり不定期更新日記』「Amazonでベストセラー? 『在日通名大全』 — 差別のための労力と屁理屈」(2022年9月18日)である。

dattarakinchan.hatenablog.com

 

 Amazon限定で発売されている、宮本洋一さんの『在日通名大全』が人気だという。その単行本版は、2022年9月22日時点で、人名事典のカテゴリーでベストセラー1位とのこと。

 

 そのレビューで面白いものを見つけた。amazoooさんの星5つレビュー「Amazonでしか入手できません」

https://www.amazon.co.jp/review/R2QF97LY4BMXCT/ref=cm_cr_srp_d_rdp_perm?ie=UTF8&ASIN=4908348111

である。本来は「全文引用」はあり得ないが、検討のため全文引用してみる。

 「Amazonで購入」が付いたレビューが概ね肯定的な評価なのに対し、買ってもいない人たちのレビューが全て否定的なのはどうしてだろ~

 たしかにその通りで、肯定的レビューの星5つの9本中8本が、星4つの2本中2本が「Amazonで購入」の文字がある。

 

 一方、批判的レビューは、星3つの2本中1本、星2つの1本中1本、筆者含め星1つの9本中0本に「Amazonで購入」の文字がない*1

 

 版元の示現舎ホームページにも『在日通名大全』の案内があり*2、「こちらから」をクリックすると、Amazonのサイトにアクセスできるので、少なくとも単行本はAmazon限定とし、電子書籍も未調査ながらAmazon限定として以下話を進めると*3、amazoooさんのレビューはなかなか鋭い。

 

 ただ、『在日通名大全』の場合、以前筆者が聞いたことがある、(Amazonは購入者でなくてもレビューが書けるのでロクなものがない*4)という一般論は当てはまらず、購入していいない人のレビューの方がおそらく妥当であると考える。以下、筆者の検討を補足する。なお、筆者のAmazonレビューは、「『関係改善』より あらぬ方向へ?」

https://www.amazon.co.jp/review/R39D22HIE9VAV3/ref=cm_cr_srp_d_rdp_perm?ie=UTF8&ASIN=B09Z6G266H

である。

 

 本書は『官報』の帰化の記録に記載のあるすべての通名9,672個を収録しています

 -『在日通名大全』の、Kindle版のサンプルより。以下省略。

とあるが、その一方で「通名一覧」とあり、推定人数と帰化人数が書かれている。

 

 筆者は『在日通名大全』を全部読破していないので、姓のみを扱っているのか、フルネームを扱っているのかわからないが、どちらにしても、在日コリア人*5とそうでない人の区別がつかない場合もある。

 

 普通に歴史教育中等教育で受けると見落とすかもしれないが、現在の日本国は、1923年に起こった関東大震災で、朝鮮人の暴動という流言蜚語を元に朝鮮人を探し出し虐殺した人がいるという歴史がある。その時は朝鮮人と間違えられて殺された日本人もいる。『在日通名大全』を下手に読んで、(コイツ在日だな)と思われて殺されるということが起こり得るので、『在日通名大全』は極めて有害な本であると筆者は思っている。

 

 筆者のレビューのみならず、肯定的レビューと批判的レビューを見比べてほしいが、批判的レビューの方により妥当なものが多いと思ってほしいのである。そして、『在日通名大全』を買わないようにお願いするとともに、Amazonジャパンは『在日通名大全』の発売を取り止めるべきである。

*1:以上は、2022年9月22に時点でアップされたレビューについてである。

*2:アドレスは、

https://jigensha.info/2022/05/04/tsumeitaizen/

*3:本エントリーアップ時点で他の電子書籍の事業者で発売されているか未確認。

*4:だから「Amazonで購入」が表記されるようになったと筆者は記憶している。

*5:『在日通名大全』の著者の表記に従う。いわゆる在日韓国・朝鮮人のこと。