当ブログでは、筆者が興味のあるアーティストやジャンルの曲を10曲ほど紹介する記事をアップしたことがあるが*1、その新作。なお、タイトルは、筆者が好きな番組、私のバカせまい史.フジテレビ.を意識してつけた。取り上げる曲は11曲。
私の好きなアーティストの1人・組である石嶺聡子*2がデビュー30周年である*3。そこで、勝手ながら、筆者が石嶺聡子を知り、どう聴いたかのプロセスを書くこととしたい。
1996年1月ごろに、NHK総合テレビにおいて、ドラマ新銀河:元気をあげる~救命救急医物語.*4というのが放送されていた。日本を代表する女性俳優である木村佳乃のドラマデビュー作だが*5、その時に流れた、工藤哲雄作詞の、①涙はいらない.
https://music.youtube.com/watch?v=R4Aa-1TYrc4&list=OLAK5uy_kxkZbool3Jtwm8VYadHK7UmgdtHbYSVVg
の、「会いたい人がいること/こんな強い勇気はないよね」*6に惹かれたのがきっかけである。もっとも、喜納昌吉とチャンプルーズのすべての人の心に花を.のカバーである②花.
https://music.youtube.com/watch?v=gczY0SUCGQY&list=OLAK5uy_kC2d8Hs_o6_WOYrReQYXJWTN-NzIii9I4
は(節回しが独特だな)ということで覚えていたのだが*7。
今は明治安田になっているが、1990年後半には明治生命と安田生命という会社が併存しており、後者の安田生命は石嶺聡子の曲を使っていたことがある。その時に③摩天楼のヒーロー.
https://music.youtube.com/watch?v=XZXJRBmxdcU&list=OLAK5uy_kC2d8Hs_o6_WOYrReQYXJWTN-NzIii9I4
という曲が印象に残り、私の中で石嶺の評価が高まった。
数年後、CDを買ったり借りたりしていろいろな曲を聴いたものである。買ったのはBest Collection.とIMAGINATION.である。前者に収録されている好きな曲の1つが④Shine.
https://music.youtube.com/watch?v=-F4h8PeBfEM&list=OLAK5uy_mJGgJH2n-UiZXsuhPpxjZ4ilBEvZd9erQ
で、後者であれば⑤私らしく.
https://music.youtube.com/watch?v=hKPwLW41aUI&list=OLAK5uy_myAQQT5NqSUfkai85PdpFRuqUjMsBsmjQ
である。
20世紀の終わりごろから21世紀の初めにかけて、日本テレビは、マジカル頭脳パワー!!という名作クイズ番組の後番組として、週刊ストーリーランド.*8という番組を放送した。そのエンディングテーマに、マフユノハナビ.という曲が使われた。パッと聴いたが気に入らなかった。というわけで、マフユノハナビ.は皆さんでお探しを。
好きなアーティストだからといって一生好きだとは限らないと筆者は思うが、筆者にとっての石嶺聡子もそんな感じであった。しかし、なぜかCDショップに売ってあった⑥思い切り泣いてもいいよ.
https://music.youtube.com/watch?v=yW-iBRo1yeA&list=OLAK5uy_m9zlqdtnZyQvoz4dlqm4vokjwqZyiSBzM
*9が気になり、Ballad Song Stories.というアルバムを買って聴いた。現時点で石嶺のオリジナルで一番いい曲だと思っている*10。
流行音楽というのは、若いうちは売れるためにたくさん曲を出すが、年齢を重ねるとリリースのペースが落ちたり、引退させられたりするものである。(石嶺聡子も楽曲を出さなくなったな)と思ったが、2014年(デビュー20年)に洋灯(らんぷ)~nostalgia for tomorrow~.をリリースした。筆者はマフユノハナビ.などが気に入らなかったので買う気がしなかったが、YouTubeにアップされていた⑦トゥモロー.*11
https://open.spotify.com/intl-ja/track/6kQwmqxAkRbjhCbUA4IKa2
を聴いて感動したので、洋灯(略).を買った。
それでまた、石嶺聡子の活動をインターネットでチェックするようになり、Okinawa Delays.の活動もチェックした。以前やっていたNHKラジオ第1の日曜バラエティー.も聴取した。それ以後もチェックし、Okinawa Delays.名義で筆者が現時点で一番いいと思っているのが、⑧I Can’t Sleep.
https://music.youtube.com/watch?v=B5Ab1nqeBlk&list=OLAK5uy_lexw7HhqyaqflpwC0h2Ess0tBkJcU9BLg
である。セリフ付きもなかなかいいので。
筆者における石嶺聡子史はこんなものだが、そこから漏れた曲で3曲紹介したい。
もうじきクリスマス。ということで、⑨青空のX’mas time.
https://music.youtube.com/watch?v=XWD6k-iUjTA&list=OLAK5uy_l3wMr1kve1tMIFt2ZgucpW9E4Sz9Heo0c
を紹介する。これほど澄んだクリスマスソングのア・カペラって、J-POPの世界にあるのだろうか。
⑩この世界を.
はiTunes限定リリースで*12、リリー・フランキー.の、東京タワー:オカンとボクと、時々、オトン.で使われた曲に石嶺が詞をつけたものである。前述のマフユノハナビ.辺りを好まなかった*13筆者だったが、味わい深い曲になっている。
最後に⑪(タイトル不明).inakape1833.石嶺聡子流山初石ライブ①.2012-08-18.
,(参照2024-11-28).で歌われている曲である。「その場所はいつだって 私の心にあるんだね」ではじまる楽曲なのだが、タイトル等、楽曲を知っている方がいたら、ぜひコメント欄へ。
*1:"BAJI-Rの ベスト10をね 発表だ".
https://kiyotaka-since1974.hatenablog.com/entry/2019/10/30/215554 ならびに、"清高選 ガールズグループ 10選だ".
https://kiyotaka-since1974.hatenablog.com/entry/2021/05/31/225313 を読んでください。
*2:文中敬称略。
*3:すでに終わったのもあるが、ライブの告知もある。"〜30TH ANNIVERSARY GIG”DRAMATIC”〜".石嶺聡子オフィシャルサイト.2024-05-15.
https://satokoishimine.com/2024/05/15/%e3%80%9c30th-anniversary-gigdramatic%e3%80%9c/
,(参照2024-11-28).
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E%E6%96%B0%E9%8A%80%E6%B2%B3
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E4%BD%B3%E4%B9%83
https://www.uta-net.com/song/9035/
,(参照2024-11-28).
*7:最初はその程度だったが、喜納昌吉の本を読んだり(タイトル失念)、歌って見たりして、好きになった。
*8:"週刊ストーリーランド".ウィキペディア.参照。
*9:聴き慣れているので、ニューバージョンにした。
*10:全曲知っているわけではないが。例えば、クルーン.という曲は、筆者が利用するストリーミングサービスであるYouTubeミュージックとSpotifyにはアップされていない。
*11:⑦のみSpotifyのリンクを貼っている。後述⑩、⑪はYoutube、その他はYouTube Musicのリンクである。
*12:したがって、YouTubeにアップされているリンクが著作権法上問題ないかの検討はしていない。なお、iTunes Storeへのアクセスは、tuneCORE JAPANのLinkCoreから。
https://linkco.re/1bHx2UDY?lang=ja
*13:マフユノハナビ.は違うが、この頃に自作曲を作り始めている。