清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

教育の 特集やるから 見てくれよ(1)

教育特集(といっても、私見の垂れ流し)をやります。まずは、政治面。

1.教育再生会議(右記の中日新聞のページ参照。http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007102402058685.html

安倍晋三さんの肝いりで始まった教育再生会議はまだ生きており、10月23日に総会を開いたそうだ。それによると、(1)小・中学校の「六・三」制の見直しや、(2)文部科学相の諮問機関である中央教育審議会中教審)が慎重な姿勢を示している、「徳育」(道徳教育)の教科化を検討している模様だ。

まず(1)についてだが、上記サイトによると、「見直しの理由として、|羈悵貲生の時点で不登校など生徒指導上の問題が増加する、∋劼匹發料畚浪酬晃?ら小学四-五年生に心身発達上の段差がある、小学校高学年から理科などの科目で教科担任制による専門的な指導を行った方が効果的-など」が挙げられている(文章構成上、カッコ数字を○数字にした)。

しかし、,蓮環境が変わることが主原因と思われ(小学校→中学校へ)、「六・三」制の見直しの根拠としては弱い。△呂茲わからない。はそうなのだろうが、「六・三」制で不可能とは思われない。見直しの選択肢(「五・四」制や「四・五」制)を導入して混乱を起こしてまで改革が必要とは思わない(以前書いた、全過程9月入学の話(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/36460148.html
ほど合理的とは思わない)。

次に(2)。まず、いじめが起こるのは規範意識が足りないので徳育を教科化しようと聞いているが、そうならば、日本人は、いつでも規範意識が足りないことにならないか(いじめが全くなかったということがありましたか?)。また、教科化をしても有効とは思えないが。ルールならば、最初のホームルームでやればよいし、問題があったら、小学校ならばその都度、中学校以降はホームルーム、ならびに何らかの司法機関を設ければよい(中嶋博行『君を守りたい』(朝日新聞社)に載っているような、生徒会主導のいじめ撲滅グループを作ってもよい)。教科にするならば、むしろ、心のコントロール法(ダニエル・ゴールマン『EQ』(講談社+α文庫)に載っているような)を学んだほうがいいのではないか(心理主義などの批判が出そうだが)。

2.教員数で綱引きをしている文部科学省財務省
YOMIURI ONLINEの右記の記事(http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07102402.cfm
によると、文部科学省の教員増員を伴う予算増加の主張に対して、財務省が反対しているという。

財務省の反対理由は以下の通り。

 崗子化に伴って児童・生徒数が1989年の1488万人から05年には1043万人に減少する一方、国と地方が支出する公教育費は8・6兆~10兆円の範囲でほぼ横ばい。このため、児童・生徒1人当たりの公教育費は57・8万円から87・1万円に増え、児童・生徒40人当たりの教職員数も2・05人から2・70人に増えている」

◆峩疑Π?龍侈鎧?屬、授業よりも会議などの事務的な業務に多く割かれている」(財務省幹部)と説明し、増員の前に事務の合理化や簡素化を進めるべきだ」

,慮?軌虍颪箒疑Π?瑤離如璽燭論気靴い里世蹐Αしかし、いい教育をするためにもっとお金をかけることを否定してはいけないのか(右記のきょういくブログ「教育への公的支出率最低」(http://edugarden.blog50.fc2.com/blog-entry-384.html
のように、日本は公的支出が低くても学力があったように、金をかければいいというものでもないのだろうが)。また、なぜ「児童・生徒40人当たりの教職員数」を比較するのだろう。40人学級は絶対なのか。

△砲弔い董∈睫馨覆了愿Δ蓮∋笋慮聞する限りでは、正当と思われる。文部科学省も、教員管理を必要以上にしないことが求められよう。