今日から、中国の天津で、第25回FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会(http://abc.jabba-net.com/sm/2009/)が行われている。
ランキングでバスケをやるわけではないが(日本戦を放送するBSフジのHP「第25回 FIBAアジア男子バスケットボール選手権大会」(http://www.bsfuji.tv/top/pub/fiba_asia.html)
、最低でも決勝トーナメントに残ることを期待するか。
そのBSフジがメディアパートナーになっている(bjリーグ公式サイト 「パートナー」(http://www.bj-league.com/html/partner.htm)
参照)、bjリーグの方は、結構心配な状況である。
情報は、bjリーグ公式ブログ(http://bjleague.livedoor.biz/)
で確認していただきたいが、心配な理由をいくつか。
(1)開催会場の名前に、有明コロシアム(東京アパッチのホームアリーナ)や、朱鷺メッセ(新潟アルビレックスBBのホームアリーナ)といった名前がない。使用料の問題はあるが、お客さんが入りそうなアリーナでの試合がないと興行的には苦しくなるかもしれない。なお、東京アパッチのホームゲームは、国立代々木競技場第2体育館が多いが、水曜日と土曜日のナイトゲームが主。勤め帰りのお客さんを獲得できるか?
(2)選手の移籍について。大まかに言って、JBLの控え選手(もっとも、控えだからプレーができないというスポーツではないが)が、トライアウトを経てbjリーグのチームに移籍し、bjのスターティング5レベルの選手(主観)がJBL(のプロチーム)に移籍している傾向がある。JBLの方はあえて挙げないとして、bjリーグで知っている限りを挙げると(以下敬称略)、蒲谷正之(富山グラウジーズ→三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ)、中川和之(高松ファイブアローズ→三菱電機)、町田洋介(滋賀レイクスターズ→リンク栃木ブレックス)といったところか(蒲谷選手については、「月刊バスケットボール」(日本文化出版。何月号かは未確認)、中川、町田選手については、JBL―日本バスケットボールリーグのHP(http://www.jbl.or.jp/)
を参照しました)。なお、エクスパンションドラフトで京都ハンナリーズに指名された澤岻(たくし)直人選手は、まだ契約の報を聞かないので、JBL、その他のリーグの移籍も予想される。
(3)大分ヒートデビルズ。まだ選手が、鈴木裕紀(ゆきのり)、佐藤公威だけだよな?監督決まってないよな?存続は結構だが、ちゃんとメンバーを揃えられるのだろうか?仙台だって外国人が決まっていないじゃないか、と言われそうだが、それはいつものこと。
bjリーグは、アリーナスポーツ初の完全プロであり、地域密着を掲げて(時流に乗って)おり、チアーの存在を際立たせたところで、スポーツ界に大きな影響を与えたと思うが、私が見た限りでは苦境のようだ。仙台89ERSもbjサイドだから、頑張ってほしいものだ(私の努力についてはお互い不問)。