ＭＳＮ産経ニュース、「田母神氏、広島で講演「核廃絶が即、平和につながるわけではない」」（http://sankei.jp.msn.com/life/education/090806/edc0908062214000-n1.htm）
によると、「原爆の日の６日、広島市内で元航空幕僚長の田母神俊雄氏を招いた講演会「ヒロシマの平和を疑う！」が行われた」という。
いろいろあったが、予定通り講演が行われたのは、田母神さんの主張に反対の人であっても、悪くないと思わなければならない（被害者感情は考慮すべきだとは思うが、いろいろな意見が聞けるというメリットもある）。
上記ＭＳＮ産経ニュースによると、「田母神氏は、（中略）「核廃絶が即、平和につながるわけではない」と主張。「唯一の被爆国だからこそ、３度目の核攻撃を受けないために核武装するべきではないか」と呼びかけた」とのこと。
たしかに、「核廃絶が即、平和につながるわけではない」とは思う。抑止力がないとは言えないと思うので。
ただ、核武装をすれば解決というわけでもないだろう。日米同盟はどうなる？拉致被害者を核で殺してもいいのか？など、懸念もある。
一方、核兵器を持っていても、どうせ使わないのだから（使えば自国も破滅するならば。なお、アメリカは核を持っていても９．１１は防げなかった（テロとは別だろうが））、無駄とも考えてしまうわけで、核と平和の問題は難しい。
