YOMIURI ONLINE「あっさり味 好む若者」（2009年12月22日 読売新聞。取得日同じ。http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/cooking/20091222-OYT8T00235.htm）
によると、「刺激の弱いライト系の味を若い人ほど好む傾向のあることが、菓子メーカー「キャドバリー・ジャパン」（東京）などの調査でわかった」という。
記事を読み進めると、「『若い世代ほど、幼少期に好みがちな単純な味付けから抜け出せない食生活を続けている。大人になってわかる苦みや渋みなどの味覚が未成熟になっているようだ。ゲームや携帯電話を操作しながら飲食する若者は多く、食べること自体に無関心になっていることも要因ではないか』」（上記YOMIURI ONLINEに載っていた、「味香り戦略研究所」（横浜市）による分析）とある。
そういう面があるのを否定はしない。
しかし、若者があっさり味を好んでどこが悪いのか？
以前、NHK「ニュースウォッチ9」でも、若者がビール系飲料を好まず、カクテルを好むことを、ある企業が「味を知らない」という趣旨で評価していたが、別にビール系飲料を好まなくてもいいじゃないか！
若者の嗜好にケチをつけるのではなく、若者の嗜好に合わせた商品を開発すべきだろう。消費者が買ってくれなければ企業は成り立たないのだから。
