まずは、①松本紫帆."生放送中に捨て身の「反戦」アピール あのロシア女性が今語る本音".毎日新聞.2024-08-17.
,(参照2024-08-25).を読んでみよう。
ロシアのウクライナ侵攻が始まって1カ月後の2022年3月、露政府系テレビ局のニュース番組に「NO WAR(戦争反対)」と手書きの反戦ポスターを掲げた女性が突然割り込んだ。
なお、①によると、その後亡命したという。
次に、②"NHKラジオ国際放送で「南京大虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな」中国籍スタッフが発言".産経新聞.2024-08-22.
,(参照2024-08-25).をご覧いただこう。
NHKが明らかにした中国籍外部スタッフの発言内容は以下の通り。
「釣魚島と付属の島は古来から中国の領土です。NHKの歴史修正主義とプロフェッショナルではない業務に抗議します」(中国語)
①と②は極めて似ている。生放送で、プロパガンダ*1を批判し*2、英語でも発信していることである。
①も②も結局職を辞することになったことも似ている。
②の尖閣諸島の領土問題についてはそれぞれの立場が異なるということとして、南京大虐殺、慰安婦、731部隊は、事実である*3。業務でないから問題というだけのことである。
②の事件の記事を読んで、(とんでもねぇな、中国籍スタッフは!)と思うのは短絡的で、類似の事件と比較すると、業務外のことをしたことは問題でも、主張内容はそれ相応の理があることがわかるだろう。