清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

受刑者の 記事をね2つ とりあげる

タイトルが全然つまらなくて申し訳ありません。適当なアイデアが浮かばなかったので。この記事では、受刑者関係の記事を2つ取り上げる。

1.YOMIURI ONLINE「受刑者診察させず死亡、8刑務官を書類送検」(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090629-OYT1T00644.htm
によると、「体調不良を訴えた男性受刑者を医師の診察を受けさせずに死亡させたとして、滋賀県警捜査1課と大津署は29日、滋賀刑務所(大津市)の副看守長2人を含む男性刑務官計8人(25~57歳)を業務上過失致死容疑で書類送検した」という。

刑務官に医学的知識があるかどうかわからないので、気の毒な面はあるが、尋常でない状態ならば、すぐに「医師の診察を受けさせ」るのは人として当然だと思うが。

実際はどうだったのだろう。受刑者に全く問題はなかったのか、刑務官が傲慢だったのか(ある実験で、学生を刑務官と受刑者に分けたところ、刑務官役の学生が受刑者役の学生を従わせるようになったという。刑務官と受刑者の関係においては、刑務官が傲慢であるという意識を持ったほうがちょうどいいと思い、こう書いた)。

2.YOMIURI ONLINE「仮出所者再出発の地、初の国営更生施設 小倉に開所」(http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090629-OYS1T00730.htm
によると、「刑務所から仮釈放された人に職業訓練や仕事のあっせんなどを行い社会復帰を支援する初の国営入所施設「北九州自立更生促進センター」が29日、北九州市小倉北区小倉港湾合同庁舎内に開所した」という。

他国でこのような施設があるのか、また、あるとしても国でやっているのかわからないが、この施設が、受刑者の社会復帰を強力に後押しする施設に育ってもらいたい。

ところで、この記事を取り上げたのは、以下の文章を見たからである。

「当初、国営の入所施設は福岡、京都、福島の3市で開設が予定されていたが、いずれも「治安面で心配」「近くに小学校がある」と住民が反発」(上記YOMIURI ONLINE)

この心配、よくわかる。住宅や学校の近くでいいのかは、問題があろう。

しかし、受刑者は、特定の犯罪を犯したので受刑者なのであって、他人に必ず迷惑を及ぼすと決まったわけではない。過敏になると、排除が起こり、受刑者がまた犯罪をせざるを得なくなるという状況に陥りかねないことを頭に入れておくべきだ。

また、受刑者が身近にいることが、教育にプラスの効果をもたらすかもしれない。すなわち、得てして受刑者は、不幸な人生を送っているものだが、人間はあるきっかけで不幸な人生を送る可能性があることを教えるのは、プラスになりうると思うが。
 
この施設の有用性はよくわからないが、読者の皆様としては、受刑者の社会復帰に少しは興味を持ってもらって、社会復帰する受刑者に温かい視線を注いだ方が、社会にとってプラスになるかもしれないことを頭に入れておいたほうが良い。