asahi.comの右記のページ（http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY200910280425.html）
によると、「最高裁は１１月から修習を始める司法修習生の選考要項から日本国籍を必要とする「国籍条項」を削除した」という。
「司法試験の受験資格には以前から国籍条項はない」（上記asahi.com）のだから、修習でも国籍条項を削除するのは当然だろう。
しかし、「「公権力の行使や国家意思の形成に携わる公務員には日本国籍が必要」」（上記asahi.com)ということは変わらないのだから、外国籍の人が裁判官や検察官になるのは今後も無理だろう。
もっとも、「国家公務員である検察官と裁判官には任用されないため、外国籍の修習生は日本国籍を取得したうえで任官する」（上記asahi.com)という手はあるので、それを目指すということが妥協点だろう。でも、今後は国籍が重要性を持つかは不明で、外国人の裁判官や検察官はありうるかもしれないが。
