清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

学力が ないから就職 できないか

YOMIUIRI ONLINE「大卒2割 就職せず…今春10万6000人」(2010年8月6日 読売新聞。同日アクセス。http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100806-OYT8T00266.htm
によると、「大学を今春卒業したが、就職も進学もしていない『進路未定者』が、5人に1人に相当する約10万6000人にのぼることが5日、文部科学省が公表した学校基本調査の速報で分かった」(カギカッコ内は、上記YOMIURI ONLINEからの引用)という。なお、「留年生も進路未定者とほぼ同数の10万6254人」いるという。

上記YOMIURI ONLINEによると、「国公私立の別では、私立が約9万3000人と全体の9割近くを占めた。また、進路未定者の6割超はいわゆる文系で、『私立文系男子』の苦戦が目立った」という。このことからすると、就職できなかった人は、学力不足の傾向があると推測する。

筆記試験、適性検査、面接などがあるが、面接まで行けばそんなに不利だとは思えない。しかし、筆記試験などは幅広く問われるので、数学が苦手だと苦しいのかもしれない。

なお、付言すると、伝統校でなければ、先輩とのパイプが少なかったり、会社のほうで知らなかったり(エントリーシートを見て落とす)するから、不利になると予想する。このことも「『私立文系男子』の苦戦」の一因か。

もっとも、学力説では説明できないのは、「大学院等への進学率も13.4%(同1.2ポイント増)に伸び」たということ。ともあれ、遠因は、とりわけ高校段階の履修主義(授業に出席していればよい。反対は、習得主義で、一定の点数を取れないと単位を取得できない。なお、これらは、本田由紀さんの本からヒントを得た)かも知れない、と思った。でも、企業が採用を控えれば、いくら学力があっても、人柄がよくても、就職できないからなぁ。