以前、古川昭夫さんの『英語多読法』(小学館101新書、2010)を読んだが、昨日、水野邦太郎さんが監修した『大学生になったら洋書を読もう』(アルク、2010)を読了した。
この2冊に共通していることは、英語を読むならまずはやさしいものをたくさん読もう、ということである。具体的に書けば、Graded Readersから始めよう、ということである(2冊のニュアンスは若干違うが)。
私がGraded Readersを知らないことはさておき、やさしい本をたくさん読むというのは、そんなものかな、と思った。
『大学生になったら洋書を読もう』p25によれば、日本の中等教育においては、単語が圧倒的に少ないそうだ。とすれば、やさしいものをたくさん読むという方法論も一理あるのかもしれない。
私が高校を卒業した頃は、大学生になったら『TIME』を読もう、といった感じだったが、中等教育の学習レベルが下がったのか、それとも妥当な線が発見されたのか。
とにかく、軽い気持ちで英文にチャレンジすることは、悪くないと思う。