清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

上映を やめさせるほどの 映画かよ

天皇誕生日だからというわけではないが、映画『靖国』のDVDを観た。

きわめて大雑把に言えば、靖国御神体である刀を作っている刀匠へのインタビューなどで、靖国への思いは、いろいろあるという内容である。

これが上映中止になった理由がよくわからない。

あえて書くと、集会を邪魔した公式参拝反対派の人に対する警察の対応に問題があり(威力業務妨害罪(刑法第234条)などの成立は微妙(解釈論は受け付けません)。反対派は血を流しており、傷害の被害者だが、加害者が警察に連行された形跡はなく、逆に被害者が連行された。ただ、加害者が連行されたかは、不明かつ保留)、それをばらされたくないから圧力をかけたのか? そのシーンについて一言書くと、何回も「中国人帰れ!」って言うなよ、しつこいなぁ(なお、集会を邪魔した人が中国人かは不明。アクセントなどから判断すると、日本人かもしれない)。

個人的に印象に残ったのは、台湾人、ならびに、浄土真宗の僧侶の遺族が出てくるシーン。靖国に祀られたくない人の気持ちを想像しても罰は当たらないだろう。どんな宗教でも社会に支持されなければ成り立たない。靖国神社の支持者は多そうだが、靖国神社も、祀られた人の遺族感情も考慮したっていいのではないか、と思った。