NEWSポストセブン「生活保護を受け働かない方が得になる状態はおかしいと識者」(2011.03.01 10:00。2011年3月3日アクセス。http://www.news-postseven.com/archives/20110301_13796.html)
によると、「生活に困窮した人々に最低限度の生活を保障する生活保護制度は、受給者が2010年11月の段階で142万世帯、197万人にのぼり、支給額は3兆円を突破。いずれも過去最高を記録し、『年越し派遣村』が話題になった2008年12月以降、急増している」という。
グーグルニュースで「生活保護受給 過去最多」で検索したところ(2011年3月3日現在。http://news.google.co.jp/news/search?pz=1&cf=all&ned=jp&hl=ja&q=%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E5%8F%97%E7%B5%A6%E3%80%80%E9%81%8E%E5%8E%BB%E6%9C%80%E5%A4%9A)
、世帯と支給額は過去最高だが、人数はそうでないようだ(『ルポ 生活保護』(本田良一、中央公論新社、2010)「はじめに」3ページによると、1951年度は2,046,646人)。しかし、高齢化社会の進展だったり、「『その他の世帯』」(NEWSポストセブンより)が増えたりで、仕方のないことである。
肝心なのは「捕捉率」で、それがどれくらいなのかが大事である。権利なのだから、支給要件に当てはまるならば、支給されていいはずで、そうでない状況のほうが問題である。
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