一方、前後するが、時事ドットコム「解散して出直しを=政策停滞を懸念-日商会頭」(2012年10月10日16時44分。http://www.jiji.com/jc/zc?k=201210/2012101000651 )によると、「日本商工会議所の岡村正会頭は10日の記者会見で、民主、自民、公明の3党合意を踏まえた特例公債法案成立と衆院選挙制度改革のほか、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加表明の早期実現を改めて求めた。その上で「それさえ前へ進められない、『決める政治』にならないなら、衆院を解散してもう一度出直すことになるだろう」と述べた」という。
野党の党首との会談も結構だし、解散を求めるのも結構。でも、現在は民主党政権。民主党の政権中枢の言うことをよく聞き、譲れないところはツッパリつつも、野党にも妥協を求める(普通は与党に妥協を求めるべきなのだが、議席状況(参議院で与党は過半数の議席がない)からは、与党に求める必要は、ない)のもアリなんじゃないの?
政党政治などそんなものである。組織がバックにある政党が政治を牛耳る、ということだ。