少し遅くなったが、毎月26日は、草の根保守(またの名、ネット右翼*1)ご用達の、『WiLL』(ワック株式会社)と『月刊Hanada』(飛鳥新社)の発売日。今回は『WiLL』2023年11月号の見出しを1つ取り上げる。それは、
ジャニーズ騒動
■大高未貴
である。
実は、記事を読んでいない。読まないで批判するな、という批判は甘受も、読まなくても批判できる程度の話を。
たしかに「カゲで蠢く人権屋とK-POP」という事実はあるのかもしれない。
しかし、大っぴらに動いているではないか。
筆者はジャニーズ事務所が関わっている番組は、たまにテレビ朝日の「関ジャム 完全燃SHOW」を観るくらいだが*3、コマーシャルはよく観る。そのコマーシャルの世界で目立った動きは。
アフラック*4のCMといえば櫻井翔で、ライオン株式会社(以下、「ライオン」と表記)のナノックスのCMは二宮和也だったはずだが、アフラックのCMに櫻井ではなく吉沢亮が出ており、ナノックス*5のCMには横浜流星らが出ている。
アフラックのCMについては、下記のリンクからアクセスされたし。
上記リンクには、櫻井翔の出ているCMもあり、現在も継続中とされていることをお断りしておく。
ライオンのナノックスのCMについては、下記のリンクにアクセスされたし。
CMに誰を使おうがその企業の自由ではあるが、今までジャニーズ事務所のタレントのCMとして認識していたCMが、突然別のものになる方が、「人権屋とK-POP」という仮想敵(?)より、よほど(なんだかなぁ)と思うのだけれど、いかがだろうか。
*1:私見ではあるが、『"癒し"のナショナリズム 草の根保守運動の実証研究』(小熊英二/上野陽子、慶応義塾大学出版会、2003)をご一読あれ。
*2:アドレスはこちら。
https://www.web-wac.co.jp/magazine/will/2023%e5%b9%b411%e6%9c%88%e5%8f%b7
*3:もちろん、事務所のタレントが出る番組は別に観る。例えば「プレバト!!」(毎日放送)に出ているKis-My-Ft2など。
https://www.aflac.co.jp/corp/profile/data.html
*5:厳密には、「NANOX one(ナノックス ワン)」。