読売新聞オンライン「『アジア版グラミー賞』、文化庁が25年にも創設検討…移転した京都で授賞式」(2023年9月27日5時)
によると、
文化庁が2025年にも、アジアのアーティストを顕彰する音楽賞の創設を検討していることがわかった。(略)米音楽界最高の音楽賞をモデルにした「アジア版グラミー賞」として、同庁が3月に移転した京都で授賞式を開催し、日本のアーティストらが世界へ進出するきっかけにしたい考えだ
という。
まず、「グラミー賞」については、コトバンク「グラミー賞」のリンクを貼っておく。
次に、日本版のグラミー賞は、とっくにできており、それは、12月30日に放送される「日本レコード大賞」である。「レコ大の どこが悪いか 教えたる」をご一読*1。
kiyotaka-since1974.hatenablog.com
「アジアのアーティストを顕彰する」*2とのことだが、どう評価するんだろうか。グラミー賞だって「アメリカで発表されたレコードを対象として」*3いるのだけれど、アジアって東アジアだけではなく、東南アジアだって西アジアだってある。どうやって評価するのだろう。
バルーンは上げたが、実際にやるのは大変なようだ。
なお、アメリカのグラミー賞には、流行音楽のみならず、クラシックやジャズも評価するから、それを付け加えるのもアリだ。しかし、それはそれで選考に苦労しそうだ。