清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

グラミー賞 ボイコットをね 理解する

まずは①女子SPA!「人気歌手が“永久ボイコット”表明したグラミー賞。日本人の受賞も」(2021年3月16日配信)を。

joshi-spa.jp

 

「人気歌手」(①)とは、カナダ人のリズム&ブルースアーティスト、The Weeknd(ザ・ウィークエンド)さんである。①には「商業的に大成功をおさめ、高い評価を受けたアルバム『After Hours(アフター・アワーズ)』」とある。『After Hours』は、皆さんもご存じ、「Blinding lights」(9番目の曲)が収録されているアルバムである。YouTube Musicにもあるので、参照されたし。

https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_l4UqNJCpAF3kNaV37LHdRc_A07MmVdiSU

 

そのThe Weekndさんが、グラミー賞に全くノミネートをされなかったのですごくびっくりした。「以前から怒りの声を上げてい」(①)たが、「遂にボイコットの意志を固め、もう参加しないと表明した形となった」(①)という。

 

以前筆者は②「レコ大の どこが悪いか 教えたる」というエントリーをアップしたが

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

、そこで、「アメリカのグラミー賞が大衆の支持より芸術性を重視する建前」と書いた。筆者は「Blinding lights」しか聴いていないが、歌詞がわからないとはいえなかなかいい曲で芸術性がないとは思わなかった(例えば、どこかで聴いたことがある曲だとは思わなかった。もっとも、筆者の音楽鑑賞量はそれほどでもないので知らなかっただけかもしれないが)。「大衆の支持」(②)は重視しないが、それでもBillBoard USの2020年年間チャートの第1位で

www.billboard-japan.com

MTV VIDEO MUSIC AWARDS 2020のVIDEO OF THE YEARで(当ブログの「TWICEより ノミネート先 (G)I-DLE」をご一読。

kiyotaka-since1974.hatenablog.com

)、全米157曲のラジオ局の楽曲再生数のランキングである「ベストヒットUSA」(BS朝日土曜0時(金曜深夜)から放送中)の2020年年間チャート

www.bs-asahi.co.jp

の第1位の曲や収録されているアルバムが、グラミー賞において完全スルーというのは信じがたいことである。The Weekndさんが怒る気持ちもわかる。

 

ともあれ、2007年時点ではフェアと信じていた(②)、読んでね)グラミー賞が、実際はドロドロしたものであることがわかったので、①の記事は有益だった。