nikkansports.comの右記のページ(http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20080512-359148.html)
をほぼ引用してみる。
(引用開始)
「福田首相が参院否決で野党対応を批判」
福田康夫首相は12日夜、道路整備費財源特例法改正案が参院本会議で否決された(13日可決)ことについて「否決するのであれば、早くしてほしかった。どうして結論を早く出してもらえないのか。非常に残念だ。1日遅れるごとに迷惑をかける。どうして理解していただけないのか」と述べ、民主党など野党側の対応を重ねて批判した。
同時に「私どもは自治体から『早く通してほしい。地方の財政がもたない。経済に悪影響を与える』と随分言われている。結局、国民全体に悪い影響を与えるのではないかと心配している」と述べた。(引用終了)
「どうして結論を早く出してもらえないのか」って?慎重に審議してはいけないのか?「道路整備費財源特例法改正案」がそれなりの内容だと好意的に解釈できないのか(実際には違うのだろうが)?
「私どもは自治体から『早く通してほしい。地方の財政がもたない。経済に悪影響を与える』と随分言われている」?自治体の利益と国の利益がイコールでないことぐらい、わからないのか?
とまぁ、文句をつけたが、実際には、〇乙脹,婆酖泙過半数の議席を持っていることと、⊇圧脹,如⇒薪泙3分の2以上の議席を持っていることが、このようなことが起こった最大の原因である。
国民の意思があまりにも揺れるのもどうかと思うが(これは、小選挙区の議席が多いことが一因で、自由民主党(厳密に言えば共産党以外のすべての政党だが、自由民主党が与党のときに小選挙区の議席数が増えたことは事実)が悪い)、原因のほとんどが自由民主党にある。手始めに、衆議院の自由民主党議員を辞任させますか?できまい(有権者の意思にも反するし)。ならば、当分の間は、審議が遅いのを我慢すべきである。